小さな栗の木の下で

保護犬のミニチュア・ダックスを引き取り、
小型犬との暮らしは初めて!という生活の中で、感じたことを徒然に…。

気に入った作品-丸山ゆきさん

2017-12-21 | つぶやき
19日に行った「えがおをつなぐ 冬の贈りもの展」で、
晴子さんのステンドグラス作品のほかに、とても気に入った作品があった。

菅野由貴子さんと丸山ゆきさんの作品。

菅野さんの作品は、ガラスの額縁に入れられて飾ってあったので、
開口部の大きな窓から光の注ぐ部屋では、反射してしまって、
上手に撮影できなかった。

飾ってあった丸山さんの作品も、写真はちょっとテカってしまったけれど、
描いたものが、絵葉書やノートにもなっていたので、
うれしくなって、それを買いました。それが下の2点。

 


 

展示されていたのは、絵画といっても、陶板に描いているのかしら。
七宝みたいに、書いて焼き付けるの?

 


技法は分からないのだけど、柔らかな筆致に癒されて、
やさしい心持ちになった。
いつかこの方の作品も、部屋に飾れればいいなと思った。

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冬の贈りもの展

2017-12-19 | つぶやき
ステンドグラス作家の晴子さんが車で、自身の小品を出展している
「えがおをつなぐ冬の贈りもの展」に連れて行ってくれた。
場所は、さいたま新都心にある「あるぴいの銀花ギャラリー」。


あるぴいの銀花ギャラリー
さいたま市大宮区北袋町1-130-9 
~25日(月)11:00~18:00(最終日~16:00)

真っ青な空のもと、気持ちの良いドライブを楽しみながら会場へ。
窓際で降り注ぐ日差しを受けて、カヤをモチーフにして作ったという
窓飾りが輝いていました!


「ごめんね~、勝手に作っちゃった」と晴子さん。
カヤの特徴をよくとらえていて、びっくりです。


「売れなかったら、あげるね~」なんて簡単に言うけれど、
手仕事の大変さを知っているから、ただじゃいただけませんよぉ!

この16センチ角ほどの窓飾りで、お値段は2万円だそうです。
このサイズにしろ、それより大きな作品にしろ、
自分のペットをモチーフにする場合は、写真を3種類くらい送ってもらい、
ペットの好きなところや好きな色、デザインに入れたいものなどを聞いたうえで、
ラフを起こして、作り始めるのだそうです。

使用するガラスやデザインによって、同じサイズでも価格が変わるので、
その辺は相談しながら決めるそうですが、
ほかの方のペットの作品も、見事な出来映えで驚いてしまいました。

ああ、いつか、黒犬たちの窓飾りを注文できるといいなあ。
晴子さんのほかの作品やご注文については、下記のサイトに掲載されています。

ステンドグラス sora工房 http://blog.goo.ne.jp/sorakoubou

ちなみに「冬の贈りもの展」に並んでいた晴子さんのほかの作品は以下のとおりです。
コンセントに差し込む「天使のおやすみランプ」は5,400円くらい。
これなら私でも買えそうかな?

 


「もう、いい加減、緋玉マユミのページは見飽きたよ~。
何度、あのページを見たことか。今日、このお話で更新したらあ?」
という晴子さんの言葉に奮起して、やっとブログを更新できました、はい(^^)!

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さようなら原発さようなら戦争全国集会

2017-09-19 | つぶやき
「さようなら原発 さようなら戦争」全国集会が18日、代々木公園B地区で開催された。


原発ライブや鎌田慧さん、落合恵子さんなど主催者の方たちの語りかけのあとは、
二手に分かれてのデモ行進。

晴天に恵まれ、というより、いささか暑過ぎたけれど、
まあ、前日のような風雨&冷温よりは集会日和だったかな。

原宿駅前にいた若者たちはやはり原宿の街に吸い込まれていき、
見回せば、圧倒的に年配者が多い。

そんななか高校生たちが元気に、核兵器の廃絶を求める
「1万人署名」活動をしていたので、思わず署名しカンパに協力。
ちょうどそこで、久しぶりにカメラマンのカサハラさんに会った。


以前、カサハラさんが矢部宏治さんの著書
『なぜ「基地」と「原発」はやめられないのか』を勧めてくれたのだけど、
途中で息切れしたり、内容についていくのにクラクラすることがあったのネ。

そんな私の落ちこぼれぶりを知ってか、今度は同著者の最新刊
『知ってはいけない 隠された日本支配の構造』(講談社現代新書)を勧めてくれた。
こちらは4コマ漫画での説明もあり、誰にでもわかりやすいらしい。

そういえば、この本は先日の「あさか憲法カフェ」でも
オススメ本として白板に書かれていたものでした。
では、手に入れてみましょう。

集会後のデモは、主に一般の人、市民グループで構成する渋谷コースと
主に組合関係者がまとまる原宿コースに分かれて行われた。
どちらに参加してもいいのだけど、デモ行進後、実家に立ち寄ることになっていた私は、
カサハラさん達と別れて、ルートが実家に近いほうの原宿コースに参加した。

労組ののぼりがたなびく集団に紛れて、原宿から表参道へ。
こちらの集団、シュプレヒコールにしても、どうもノリがいまいちです。
つまらなそうだし、硬~い感じ。
もっと明るく、強く、ほがらかに発信できるといいのにな、と思いながら歩いた。

下のチラシでいえば、左側が組合系、右側が一般市民グループという感じかな。
デモの時の雰囲気も、分かるような気がするでしょ?

  
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子どもたちに配られた戦争放棄のお話

2017-09-16 | つぶやき
16日の「あさか憲法カフェ」では、かねがね見てみたいと思ってた「憲法キルト」を
見ることができた。これは、朝霞在住の元・人形作家、園サトルさんが、
憲法の前文や条文を色とりどりの刺繍などで表現した傑作だ。




そして、日本国憲法公布後に、文部省(現・文部科学省)が配ったという
「あたらしい憲法のはなし」のうち
「戦争放棄とは」という文章の内容も知ることができた。

このようなものが配られたことも知らなかった。
今ではとても考えられない、なんと人間的な血の通った内容でしょうか。
ここに、全文を(旧字体は新字体にして)書き写しておくことにします。

6 戦争放棄とは

 みなさんの中には、こんどの戦争に、おとうさんやにいさんを
送りだされた人も多いでしょう。こぶじにおかえりになったでしょうか。
それともとうとうおかえりにならなかったでしょうか。
また、くうしゅうで、家やうちの人を、なくされた人も多いでしょう。
いまやっと戦争はおわりました。
二度とこんなおそろしい、かなしい思いをしたくないと思いませんか。
こんな戦争をして、日本の国はどんな利益があったでしょうか。何もありません。
ただ、おそろしい、かなしいことが、たくさんおこっただけではありませんか。
戦争は人間をほろぼすことです。
世の中のよいものをこわすことです。
だから、こんどの戦争をしかけた国には、大きな責任があるといわなければなりません。
このまえの世界戦争のあとでも、もう戦争は二度とやるまいと、
多くの国々ではいろいろ考えましたが、
またこんな大戦争をおこしてしまったのは、まことに残念なことではありませんか。

 そこでこんどの憲法では、
日本の国が、けっして二度と戦争をしないように、二つのことをきめました。

 その一つは、兵隊も軍艦も飛行機も、およそ戦争をするためのものは、
いっさいもたないということです。
これからさき日本には、陸軍も海軍も空軍もないのです。
これを戦力の放棄といいます。「放棄」とは「すててしまう」ということです。
しかしみなさん、けっして心ぼそく思うことはありません。
日本は正しいことを、ほかの国よりさきに行ったのです。
世の中に、正しいことぐらい強いものはありまん。

 もう一つは、よその国と争いごとがおこったとき、けっして戦争によって、
相手をまかして、じぶんのいいぶんをとおそうとしないということをきめたのです。
おだやかにそうだんをして、きまりをつけようというのです。
なぜならば、いくさをしかけることは、
けっきょく、じぶんの国をほろぼすようなはめになるからです。 
また戦争とまでゆかずとも、国の力で、相手をおどすようなことは、
いっさいしないことにきめたのです。
これを戦争の放棄というのです。
そうしてよその国となかよくして、世界中の国がよい友だちになってくれるようにすれば、
日本の国は、さかえてゆけるのです。

 みなさん、あのおそろしい戦争が、二度とおこらないように、
また戦争を二度とおこさないようにいたしましょう。



「戦争の放棄」という正しいことを、ほかの国より先に行ったのにネ、
日本はどこに向かっていくのでしょう。
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あさか憲法カフェ

2017-09-16 | つぶやき

「あさか憲法カフェ」は昨年10月にスタートし、毎月開催されてきたそうだ。
その存在を知ったのは4月だったか。
たいてい火曜日の午前中開催で、なかなか出席できずにいたのだけれど、
9月は本日16日(土)の開催だったので、参加してきた。

今回は創設1周年を記念して、県内各地で同様の憲法カフェを開いている
弁護士の竪十萌子(たて・ともこ)さんを講師に招いての開催。

大日本帝国憲法と日本国憲法を比較し、現憲法の条文を読みながら、
主権、軍隊、人権、国会などについて、非常に分かりやすく解説してくれた。

現政権が成立させてきた特定秘密保護法、安保法制、共謀罪法や、
また、やろうとしている改正のポイントが説明されると、
会場のあちこちから、ため息やら失意の声が聞こえてきた。

すべての国民は健康で文化的な最低限度の生活を
営む権利を有しているにもかかわらず、その平等な権利が
単なる感情論で簡単に踏みにじられていく怖さ、
大学生の約半数が、生涯「奨学金」という借金を背負わされ、
破産に追い込まれる家族まで出る理不尽さ、
武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、
永久に放棄さえているのに、憲法で謳われている内容と
現状とのギャップが大きすぎて、哀しくなってしまった。

でも、改めてきちんと読んだ日本国憲法は、やはり誇るべきものでした。


日本国憲法全文が印刷されたクリアファイルをいただいた。
日弁連で、1枚30円で販売しているそうだ。これはステキ。
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共謀罪法案の強行採決

2017-06-15 | つぶやき
秘密保護法、安保関連法の成立時と同様の強行採決。
なぜここまで急ぐ必要があるのでしょうか。
まっとうな審議をしたようには、とても見えず、
一国の首相の耳を塞ぎたくなるような軽口や
人を小馬鹿にしたような態度は、誠に醜悪だった。

政府は、頻発しているテロの脅威を語り、
国際組織犯罪防止条約締結のためには
テロ対策となる共謀罪法案が必要なのだと主張するが、
国連「立法ガイド」の執筆者で刑事司法学者のニコス・パッサス氏は
国際組織犯罪防止条約はテロ防止を目的としたものではなく、
共謀罪のような新法案を成立させるための理由に、
この条約を利用してはならないと語っている。

国連人事理事会からも国際ペンクラブからも
共謀罪法案によって、守られるべき人権が脅かされることに対する
懸念の声があがっているのに、
政府はこういった海外からの意見にも、
耳を傾けるどころか、幼稚っぽい反論を繰り返すばかり。

対話も調和もない。充分な議論もない。
法相の答弁も非常に見苦しく、不安をかきたてるだけだ。
したいように、強硬に推し進めるやり方には、
幻滅させられる。脱力感でいっぱい。
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「避難準備情報」の意味

2016-09-02 | つぶやき
今回の台風10号の被害は驚くほど甚大でした。
亡くなられた方、被災された方たちにはこころから
お悔やみとお見舞いを申し上げます。

小本川の氾濫によって、9人が亡くなった介護施設の関係者が
「避難準備情報」の意味を理解していなかったことが問題になっている。
「避難勧告」が出てから避難させればよいと思っていたという。

でも、実は私も「避難準備情報」の意味を正確に理解していなかった。
「避難の準備をしておきましょうね」という、まだ少し余裕がある、
「勧告」より切迫感のない段階、そんな受け取り方だった。

しかし「避難準備情報」が発せられたら、
高齢者や体が不自由な人、子どもなど、自力で避難するのが困難な人たち、
いわゆる災害弱者の避難を開始することになっているのだそうだ。

「いるのだそうだ」なんて、あまりにも呑気な言い方だけど、
恥ずかしいことに、私には、
「避難準備情報=災害要救援者の避難開始時」という認識がなかったのです。
これからは避難準備情報をもう少し重くこころに刻んでおこう。
うちにも「災害弱犬」がいることだし。

それにしても、あれほどの自然災害の恐ろしさを経験した地域なのに、
その地域の行政や福祉関係の人たちが、とてもそうとは思えない、
油断した、ぬかりだらけの対応だったことが残念でした。
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映画『サウルの息子』

2016-07-20 | つぶやき
先週、早稲田松竹で、2015年度のカンヌ国際映画祭の
グランプリ受賞作品である『サウルの息子』を観た。

早稲田松竹はロードショーを終了した名画や
過去の名作を2本立てで上映している名画座映画館で、
2本鑑賞しても一般なら1,300円というお得なお値段。
すばらしい!

とってもお得なのだけど、
『サウルの息子』と同時上映されていたのは
グアテマラが舞台の『火の山のマリア』。
いくらお得でも、重い内容の映画を2本続けて観るには
自分の頭が体力不足だったので、
端から『サウルの息子』だけを見るつもりで出かけて行った。

これまで私は「アウシュヴィッツ収容所」と一絡げにしてきたが、
翻訳家の高橋武智氏によると
「アウシュヴィッツには、管理部門にあたる基幹収容所、
絶滅収容所としてのビルケナウ収容所と
巨大企業のためにただ働きさせられた
モノヴィッツ労働収容所があった」そうで、

映画の舞台は、1944年10月のアウシュヴィッツ=ビルケナウ収容所。
主人公のサウルは、ハンガリー系のユダヤ人で、
「ゾンダーコマンド」として働いていた。

収容所でユダヤ人が働かされていたことは知っていたが、
同胞であるユダヤ人の死体処理や遺品の回収、
夥しい死体を運び出した後のガス室の掃除などに従事するメンバーを
ナチスが選抜し、「ゾンダーコマンド」と呼ばれる特殊部隊として、
区別して生かしていたことは知らなかった。

もちろん、ナチスの凶行を知るゾンダーコマンドたちも
やがて殺されてゆくのだけど。

彼らは殺される前になんとか史実を残そうと、
密かに紙切れに収容所で起こったことを記録して、
ガラス瓶に入れ、あちこちに埋めたのだそうだ。

また、レジスタンスがゾンダーコマンドのメンバーに
カメラを渡すことができ、収容所内の撮影にも成功する。
命がけで撮影したフィルムは歯磨き粉のチューブに隠されて、
アウシュヴィッツから持ち出されたという。

そうした記録が発掘されて、大量虐殺の物的証拠となり、
真実を伝える書物やこういった映画のシーズになったというわけだ。

『サウルの息子』は、サウルが殺された少年を息子と思い込み、
ユダヤ教の教義に従って埋葬してあげようと奔走する、
たった2日間を描いた物語。

その少年は、ガス室で生き残ってしまう。
実際にガス室で生き延びた例があったらしい。
もちろん、すぐにナチスによって息の根をとめられてしまうのだけど。

ユダヤ教では復活を信じているので、本来火葬にはしない。
そのためサウルは危険を冒し、他の人を犠牲にしてまで、
埋葬儀式をするラビ(ユダヤ教の聖職者)を探し出そうとするのだが、
長い台詞などなく、ただ淡々と息をのむ展開が続き、
狂気の世界で喜怒哀楽をなくしたサウルの
仮面のような表情と硬い瞳が幾度となく映し出された。

解剖されることになった死んだ少年を
サウルはなぜ「息子だ」と言い出したのだろう。
サウルの心理描写が読み取れなかったし、
特定の宗教を信仰していないので、
埋葬に固執するユダヤ教徒の思いの深さが
私にはあまりよく理解できなかったのだけど、
観終わった後、その日一日、また日が経っても、
ふと映像がよみがえってくる映画だった。
また観たいとも思う。

サウルを演じたルーリグ・ゲーザという役者さんは、
神学者で詩人で小説家だということだが、
反共産主義活動を行ったために、16歳で高校を退学し、
アングラのパンクバンドを結成したあと、
大学でポーランド文学を学んだり、映画大学で映画制作を学び、
2本のハンガリー映画の主演を務めたりするのだ。

その後、厳格なユダヤ教の厳しい神学校で学んで、
まだ足りなかったのか、2000年にニューヨークに渡って、
再びニューヨークのユダヤ教神学院で学び、
卒業と同時に同校で教鞭を執り、
詩集は7冊、短編集も出版したという才の持ち主。

ネメス・ラースローという監督さんが、
どこで、この人と出会い、なぜこの人をサウルに抜擢したか、聞いてみたい。
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レンチキュラーのような作品

2016-07-03 | つぶやき
晴子さんの手の込んだ立体作品。
正面から見る絵と、左右から見る角度によって絵柄が変わる、
レンチキュラーのようなステンドグラス。

    
左から順番に、正面から見た作品、左から見た絵柄、右から見た絵柄

私ではとても思いつかないなあ。
頭がこんがらがってしまう。

木枠に細い釘を打ち込んで作品を止めるなど、
ステンドグラスの設営は想像もしない作業があり、
私にとっては非日常的な体験ができて面白かったし、
晴子さん自身が肩肘を張っていない気さくな人なので、
終始呑気で楽しく、とても心地よい時間だった。
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晴子さんのステンドグラス作品展

2016-06-29 | つぶやき
動物保護団体のシェルターで
食事の世話や掃除のボランティアをしている晴子さんは
かつてステンドグラス教室を開いていたほどの腕前で、
以前は生徒さんたちとグループ展などもしていたらしい。

晴子さんの家の中では、ランプシェードなども
ステンドグラスで手作りされた作品が、
何気なく日常使いされている。

ここ数年、保護犬たちの世話をする傍ら、
コツコツと作ってきた作品のお披露目会、
つまり個展ですね、をすることになり、
力持ちの私は搬入・設置のお手伝いに指名された。

3年前、カヤを引き取ろうと思っていることを晴子さんに話したところ、
彼女が団体の代表に口添えしてくれたおかげで、
とてもスムーズにカヤを引き取ることができたので、
晴子さんは、私とカヤの恩人でもあるのです。

ということで、昨日設置のお手伝いに行ってきた。

場所は原宿と表参道の中間くらいに位置する、
住宅地の中の瀟洒なギャラリー「ペリーハウスギャラリー」。

ペリーハウスギャラりー
渋谷区神宮前4-23-6
http://perryhouse.jp/
期間は6月30日(木)から7月3日(日)までの11:00~18:00

  
設置前の室内。ステンドグラスを飾るには、こういう枠が必要だそうだ。右はキッチンスペース

  
作品は個別に木枠に収めて展示します。ショートケーキがモチーフのコンセント式の足元灯


一部だけど、ここに、
晴子さんの動物愛にあふれた作品を掲載しておきましょう。


   









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いま必要なものは何か

2016-04-19 | つぶやき
被災地に支援物資を送ることの難しさは、
交通網の寸断によって迅速に物資が搬送されないこと、
時間の経過とともに必要としているものが変わること、
指定の避難所には物資が届きやすいけれど、
そうでない場所に避難している人たちのところには
なかなか物が供給されないこと、
仕分けする人手がないので、配給できないとか、
送られて逆に被災地の方が処分に困るとか、
意外と課題が多いもので、熟慮が必要だ。

義援金の送り先にしても、然り。

指定避難所ではない場所への物資搬送ということで
ボランティアで動き出した近隣の県のチームに
離乳食や惣菜缶、アルファ米セットなどを送ろうかと思って
アマゾンなどで商品を検索していたら、
「このセットはいい!」と思ったもののほとんどが「一時品切れ」。
やはり人はみな、同じようなことを考えるのよね。

広島の犬猫みなしご救援隊の中谷さんたちは
東日本大震災のとき同様、今回もすぐ動き出したので、
みなしご救援隊が求めているもので、
なかなか集まりにくいもの(8面サークルとか…)や
ペットとの同行避難を受け入れている動物病院が求めているもので、
継続的に必要となるもの(新聞紙とか動物医薬品とか…)を
そちらに持ち込んでくれる近県の会社に託すかな…。

現地ですぐに購入できるのであれば、
義援金のほうが助かるのかもしれません。
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熊本市役所から支援物資の送り先のお知らせ

2016-04-18 | つぶやき
熊本地震で亡くなられた方にこころからのお悔やみを、
また、被害に遭われた方々にお見舞い申し上げます。

「余震」というには大きすぎる揺れが続き、
先が見えない不安でいっぱいだと思います。
何とか、何とか…と、祈るばかりです。

支援物資の送り先、募金先の情報がどんどん流れてくる。
少しでもできることをするしかないので、
amazonから飲料水を何箱か送ったり、
被災した犬猫たちにも何かしたいと思案中。

今日の朝刊にも掲載されていましたが、
熊本市からの支援物資の搬送についてのお知らせを引用。

【支援物資送り先】
〒861-8012
熊本市東区平山町2776
「うまかなよかなスタジアム(熊本県民総合運動公園陸上競技場)第3ゲート」
※直接持ち込まれる方は、お近くの避難所や区役所にお持ちください。

【問合せ先(熊本市の担当部署)】
地域政策課(電話:096-328-2031)

【必要物資】
長期の避難生活に必要なもの
・飲料水
・アルファー米(断水のため炊飯ができません)
・カップめんなど保存ができる食料品
・ウェットティッシュ
・おしりふき
・生理用品
・紙おむつ(大人用、子ども用)
・トレットペーパー
・粉ミルク など

※なお、配送に時間がかかる場合がありますので、
生ものや傷みやすいものはご遠慮ください。
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3.26全国大集会

2016-03-27 | つぶやき
久しぶりの全国大集会。

日陰でじっとしていると、花冷えのする日だったけれど、
午後歩き始めたら、日向では上着を脱ぎたくなった。


   

その人の背中には福島の人たちの切実な願いがあった。


今朝の東京新聞に軽視されていたひまわり畑のような写真。
掲げられた紙には、黄色い文字で「つながろう福島」と書いてある。
主催者発表で3万5,000人が集まったという。



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朝の教室、石川文洋さん&吉田照美さん

2016-03-12 | つぶやき
2月の「原発とエネルギーを学ぶ朝の教室」の講師は、
報道カメラマンの石川文洋さんだった。

ベトナム戦争の最前線を撮影した石川さん。
あの頃、ケネディ大統領が自由な報道を許していたため、
ベトナム戦争ではたくさんのジャーナリストが従軍できたという。
そのため、最前線の理不尽な殺戮の様子が世界中に発信され、
アメリカでも反戦運動が盛り上がっていく。
当時の政権は反戦世論の沈静化に手を焼いたそうで、
ホワイトハウスはその痛い経験から、
「その後、戦場に自由にジャーナリストを入れなくなった」と
石川さんが説明してくれた。

だから、「世論の力」というのは、大事なのだ、
と石川さんは語った。
理不尽なことは理不尽だと言い続けなくてはいけないと。

沖縄生まれの石川さんが、ベトナム戦争に大きな役割を果たした基地をもつ
ふるさとを見つめた書。

今日は、3月の「原発とエネルギーを学ぶ朝の教室」だったのだけど、
講師は落合恵子さんの後輩にあたる、フリーアナウンサーの吉田照美さん。

3頭の大きなワンコが健在だったころは、
運動のために毎朝、車で河川敷に連れて行っていたので、
その往復の運転中、照美さんがパーソナリティを務めていた
文化放送の「ソコダイジナトコ」を聞いていた。

金八先生の上から発言が耳に障る「今朝の三枚おろし」
というコーナーだけは好きになれなかったので、
その前に散歩を終えて、家に帰り着くようにしていたけど、
上杉隆さん、アーサー・ビナードさんなどが日替わりで登場し、
時事問題を分かりやすく伝えてくれて、面白い番組だった。

今日はそんな話も出て、いろいろ笑える話題もあったけれど、
それよりなにより、やはり今、
「報道の自由度がどんどん下がっている」という話が堪えた。

ただ、照美さんには「しゃべる」こと以外に
「“風刺画”という武器があるから羨ましい」といわれているそうだ。
確かに傑作がいっぱい!
5月12日から池袋東武で個展を開くそうですよ。

そういえば、4月の「朝の教室」は70回目ということで、
70回記念スペシャル講演会として、4月28日の夜19時から、
「なかのZERO」にて、学生団体のSEALDsメンバーの奥田愛基さんと
エコノミストの浜矩子さんを迎えて開催するそうです。
メールで案内をいただいたので、思わず予約を入れてしまった。
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5年目の3.11

2016-03-12 | つぶやき
まだ行方不明の方が2,561人もいる。
あの大震災によって犠牲となられたすべての方々に対して、
あらためて哀悼の意を表します。

「5」とか「10」とかいう数は、区切りにされたり、
歳月であれば「節目」といわれたりするけれど、
2,561という数の中に、ご家族や友人知人がいる方たちにとっては、
区切りのつけようもなく、5年という月日も、
とらえどころのない時間にすぎないのではないでしょうか。

5年目の3.11の朝、私のまぶたが腫れていたのは、前の晩
NHKスペシャル「風の電話~残された人々の声」を見たからだった。

不思議なもので、人はみな、逝ってしまった人に対して
「元気ですか?」「元気にしてる?」って呼びかける。

黒いダイヤル式の電話が置かれている電話ボックスに
そうっと入って、ためらいがちに受話器を上げる。
そして、言うのです。亡くなった夫に
「もしもし、お父さん、元気ですか?」って。
津波にのまれた娘に対して
「○○ちゃん、どうしてますか?」って。

私が犬たちに話しかけるときも、そうだ。
「トチ、ブナ、クリ、元気でやってる?」って。
もう亡くなっているのに、
「元気ですか」なんておかしいけれど、
あちらの世界で、元気で幸せにしていることを願っているのだ。
あちらで“生きている”ことになっている。

ただ、それも、どんな形であれ相手を弔えたからで、
消えて不在のままの家族や友人知人に対しては、
やはり開口一番、
「どこにいるの? 早く帰ってきてください」なのです。

2,561人が1日も早く、家族のもとに帰れますように。
1日も早く、彼岸で元気にしている姿を
家族が思い浮かべることができるようになりますように。
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