もう40年前なんですね。
Google Mapより
40年前の昨日の出来事です。
1985年1月28日、05:45AM、長野県長野市の犀川に架かる大安寺橋点前(長野市街から見て松本側)のカーブで、志賀高原・竜王スキー場に向かっていた日本福祉大学の学生を乗せたバスがガードレールを破って犀川に転落しました。
大学生22名、教員1名、運転手2名、計25名が犠牲になりました。
2泊3日のスキー授業(合宿授業)に向かう途中だったようで、バスは2台だったそうです。
地元の大学OB,OGも多くの方が救助等対応されたそうです。
ひとた幸いだったのは、同時事故現場近くに一件の家があったんです。
そのおかげで、緊急避難が出来、各所への連絡も出来たようです。
避難は近くの寺院も協力してくれたと記憶しています。
当時は他大学の学生で、ニュースを見て驚いていました。
まさか、後にこの「日本福祉大学」に入学するとは思っていませんでした。
事故現場には慰霊碑が建てられています。
国道沿いに案内板もあります。
日本福祉大学入学が決まったときは、
慰霊碑に手を合わせに行きました。
入学後も、そこを通る度に立ち寄り、手を合わせてきました。
近年は通ることもめっきり無くなっていましたが、今年40年になるんですね。
慰霊祭が行われたそうで、ニュースを見て知りました。
大学内にも慰霊碑はあって、在学中は毎年慰霊祭を行っていました。
今はどうなってるのかな?
Google Mapで見ると、慰霊碑が建っていたところには建物が建っているんだけど…。
この事故は地元ではかなりのインパクトがあったようで、当時大学を聞かれ「日本福祉大学です」って答えると「あ、あの…」って反応がやたら多かったです。
40年も経つと記憶は薄れ、世代もかわるので、話題になることも少ない、もしかしたら殆ど無いかも知れませんが、「福祉」を目指した志半ばの同志のいた事を忘れないようにしなきゃ、と、あためて思う次第です。
Google Mapより
備忘録として地図に書き込んでみました。