社会福祉士「とど」の うつ病と脳卒中の闘病日記

医療ソーシャルワーカーだった「とど」が、うつ病と脳卒中に。
それからの闘病の様子や趣味の事などをつらつらと…。

ATAS-120A修理

2022年08月24日 19時18分50秒 | Radio

車で使っているモービルアンテナ、ATAS-120Aが壊れていました。

たまには使ってみようかと思い、チューニングをとってみると、無線機FT-857DMがえらく長い時間悩んでいたかと思うと「HSWR」の表示…!?

どのバンドでもだめ。アンテナは伸縮していません。

アンテナを基台から外してみると、アンテナ内部から「カラカラ…」という音がします。

誰かにいたずらされて壊れてる?

黒い筐体をいじっていると、抜けるはずのない伸縮部が「スポッ!」と抜けてしまいました。

そして、中からはボールベアリングが。

ボールベアリングは6個。これで全部なのか分りませんし、内部のつくりは全く分りませんが、これは明らかに壊れています。

メーカー修理対応してくれるのかなぁ、と暫し悩んでからネット検索。

すると、同様の修理事例やメンテナンス動画などがヒットしてくれました。

ボールベアリングは6個で良いようです。部品に欠品は無いようだし、自分でも直せそうなのでやってみることにしました。


こんな感じでバラバラです。

修理自体は簡単で、ボールベアリングを所定の位置に戻すだけのようです。
伸縮部が刺さる入口の金属部を見てみると、ボールベアリングが収まる場所がありました。
数も6個と間違いないようです。


中に見える大きな方の穴がボールベアリングの収まる場所です。

構造上、組み立てまでするには、これ以上の作業が必要なようで、カバーを付けるには根元にある基部を外さないといけないようです。

ということで…


左の塊を外します。


ねじを隠しているゴムをずらして、ねじを3個外します。
ねじは固めでしたね。


ちょっときついですが慎重に引っ張ると基部が外れます。

コントロール基盤が見えます。
ここに繋がっているケーブルのコネクタを外します。
このあと、ねじを隠していたゴムも抜いておきます。


伸縮部を本体に入れて…


この金属板を外します。
この金属板でボールベアリングが押さえられているので、外すとボールベアリングの収まる穴が登場します。


穴が見えました。


穴にボールベアリングを入れて、金属板を戻します。

金属板1枚で、ねじを中心に左右に各1個、計2個のボールベアリングを押さえています。


ボールベアリングを戻せたら、カバーを本体下部から挿入します。

あとは、

ねじをカバーするゴムを本体に戻して、

基部を戻して(配線のコネクタ接続を忘れずに)、

ねじで固定して、ゴムカバーを戻します。


とりあえず見た目は完了です。

この後、CX-5の基台に戻して、FT-857DMで初期化からひととおりの操作をしました。

アンテナはWARCバンドを含めて7~430MHzフルカバー。無事動作してくれました。

これでまた当分は使えそうです。


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