定期演奏会とまでは言わなくても演奏会を自主公演できることの素晴らしさ、ありがたさを今しみじみ感じている。ましてや一般や高校生ではない、中学生である。『ハーリヤーノシュ』を全曲挑戦したことのすごさを子ども達はどのくらい感じているのかわからないが、指揮者として、これは大変な挑戦だし、自分が真剣に音楽というものを考える最高の経験になった。コンクールが真剣でないとか、そう意味ではない。競争とか、勝ち負けということなしに、自分で調べ、もう一度新しいスコアを開き、場面を想像し、実際に文章に書き、それを一つ一つ音にしてゆく。これは大変なのだけれども楽しい。
今まで5回の定期演奏会をやってきたが、それぞれに充実していた。A.リード作曲の『第2組曲』『オセロ』をともに全曲、また昨年はG.ホルストの『第1組曲』を指揮したこと。吹奏楽をやるものにとっては最高の経験。『第六の幸福をもたらす宿』も、壮大な作品で感動した。
クラシックという、一見、敷居の高い音楽に中学生が真剣に取り組むことは素晴らしいことだと思う。自分は音楽教師ではないので、そんなに大それたことは言えないが、レコード店(CD店か?)にいき、クラシックコーナーを見渡し、一つ手にとる・・・クラシックのコンサートのチケットを自分で購入してみる・・・いやいや、もっと単純に、N響アワーを見てみる・・・そんな中学生が一人でも増えるといいなと思う。
シベリウスの2番を聴いて、翼を広げて大海原に飛び出したくなるような、チャイコフスキーの5番を聴いて、力が湧いて勇気が出るような、ショパンのノクターン(私は有名な2番より1番が好き)を聴いて好きな人のことを思うとか・・・そんな経験をしてほしい。
今まで5回の定期演奏会をやってきたが、それぞれに充実していた。A.リード作曲の『第2組曲』『オセロ』をともに全曲、また昨年はG.ホルストの『第1組曲』を指揮したこと。吹奏楽をやるものにとっては最高の経験。『第六の幸福をもたらす宿』も、壮大な作品で感動した。
クラシックという、一見、敷居の高い音楽に中学生が真剣に取り組むことは素晴らしいことだと思う。自分は音楽教師ではないので、そんなに大それたことは言えないが、レコード店(CD店か?)にいき、クラシックコーナーを見渡し、一つ手にとる・・・クラシックのコンサートのチケットを自分で購入してみる・・・いやいや、もっと単純に、N響アワーを見てみる・・・そんな中学生が一人でも増えるといいなと思う。
シベリウスの2番を聴いて、翼を広げて大海原に飛び出したくなるような、チャイコフスキーの5番を聴いて、力が湧いて勇気が出るような、ショパンのノクターン(私は有名な2番より1番が好き)を聴いて好きな人のことを思うとか・・・そんな経験をしてほしい。