赤い水性の部屋

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パワー充電

2006年12月09日 | Weblog
 高校見学に吹奏楽の生徒を数名連れて行った。高校生の練習のお邪魔にしかならなかったのだが、自分の目で見ることは大切なこと。
 
 江南中に来て3年、すっかり身も心もも江南人間になってしまったのだが、今日は少しタイムマシーンに乗ってしまった。そこの高校でかつて教えた生徒たちが、当時とまったく変わらない(十分大人になっていたし、上手になっていたことは付け加えておく)素直さで吹奏楽に打ち込んでいた。高校の先生が大切に育ててくださっていた証拠。感謝。

 一緒に話して練習していると、まるで昨日も一緒にいたかのように感じてしまう。そう、離れていた3年間がウソのようである。そして、その高校生と、江南の生徒が一緒に練習やお話をしている。『さんま通信』の先輩後輩のご対面である。(これは一部の人にしかわからない)きっと僕の悪口(文句?)も言っているだろう。とてもうれしい。時間と場所を越えて、吹奏楽がみんなを引き合わせてくれたんだ。まさに奇跡的な感動だった。

 学校へ戻ると、一気に現実にもどる。でも、今は彼ら、彼女らと吹奏楽(というより生活)を共にしている。そう、僕の今の仲間である。高校見学で勇気付けられた勢いそのままに、明日の課題を全員点検、ひとしきり文句をつける。それでもなんだか元気があまってしまった。気がつくと8時。夕方を通り越して夜である。

 今、現役の部員たちは一番苦しい時期だ。でも苦しいときは、成長中の証拠。そう言って育ってきた先輩は、本当に立派に、まっすぐに、たくましくなっていた。今苦しい人、いいぞ、もうちょいだ。