赤い水性の部屋

あくまでも赤い水性個人のページですので、吹奏楽とは関係ない内容もあります。みなさんのコメントをお待ちしています。

本館から見える景色は

2011年07月20日 | Weblog
 「正直、コンクールに間に合わないんじゃないの?」

 「ようし、今週は個人充実期間だ!」「個人の責任で何としてもできるようにするぞ!」「今なら悔しい思いをしても取り返せる!」と行くところを、台風6号で、水を差されてしまった2日間。

 休校になるほどでもなく、夕焼けが出ているくらいなので、「なんだよ、こんなくらいなら練習できるじゃんか!」と思ってしまったが、そうではないと自分勝手に思っていたことを反省。
 山間部は、ずいぶん強い雨で避難した人たちもいたようだ。実のところ、沿岸部では休校になっていて、うちの娘たちも自宅待機だった。たしかに、通学で橋を渡って海を越えている子供たちの多い地域だから、安全を考えれば当然である。

 夕焼けを見ていて、被害があれば辛く悲しい思いをする人もいるのだから、「自分の周りで大きな被害が無くてよかったな、助かった」と思うべきである。

 震災のときもそうだった。普通に練習できること自体が感謝しなければならないことで、だからこそ、できる時には精一杯努力をしなければいけない。ましてや、台風が襲ってきてくれれば学校が休みになって嬉しいなどと、思うことは不謹慎でとても恥ずかしい、浅はかな考え方だ。

 明日からは通常の練習ができると思う。自然が、周囲の環境が与えてくれている時間を、とにかく一生懸命やるべきである。