赤い水性の部屋

あくまでも赤い水性個人のページですので、吹奏楽とは関係ない内容もあります。みなさんのコメントをお待ちしています。

四十にして

2014年11月02日 | Weblog
 今シーズンのコンクール、すべて終わりました。部員のみなさん、本当にありがとうございました。いろいろな経験ができました。

 さて、コンクールとは違った観点で今日思ったことです。いまさらですが、大切なことを教えてもらいました。

 今回は三重県でのコンクールでした。学校から遠いので、練習をしたり、体調面の管理を含めて呼吸を整えたりするために、少し落ち着いて練習や準備をする場所が必要でした。そこで20年ぶりの再会、亀山中の「川島せんせ」、本当にお世話になりました。「手伝えることあったらなんでもゆうてや」という、20年前と変わらないタッチで気持ちよく迎えてくれました。我々が練習を終えると、バスケットボール部が入ってきました。状況を察するに、校内で体育館の使用を調整し、他の部活に割り込んでくださったのだとすぐにわかりました。うちの部員はそういうところに気が付いてほしい。「せんせ」の校内での活躍ぶり、職員の先生方の間での信頼関係などがうまくいっていることもわかりました。

 さて、思い出話というわけではありませんが、「川島せんせ」は、赤い水性@部屋とは違い、吹奏楽エリート、楽器演奏としても学生指揮者、バンドのリーダーとしてかなり優秀な方でした。すでに当時のニックネームが「せんせ」でしたから(笑)
年齢は一つ上ではなかったでしょうか?@部屋は彼に従って演奏した時期もあり、アンコンではライバルとして、まあ、スポーツではありませんが戦ったり、翌年には学生指揮者同士として、指揮・指導について一緒に研究したりしました。

 立場によってか、当時の何かがあってか、今となっては記憶もいい加減で美しいものだけになっていますが、関係が気まずい時期もあったりしました。それでも、大会前からいろいろ準備や連絡をくださって、今日も朝から道のガイドや準備、練習中もこちらの様子を見てはマイクや会場の補助をササッとしてくださいました。「コレがあったらいいのにな・・・」「こうだといいな・・・」と思った時にはそれが出てくる。もちろん打ち合わせも相談もありません。同じ環境で合宿をしたり議論した仲、価値観に同じものを共有しているとはこういうことなのでしょう。よく見ていてくれて一言一動作を真剣に見てくださっている証拠です。観察力、相手を思う深さ、そして行動に移す速さ、参りました。「せんせ」にはまだ10年は追いつきませんね。

 40を過ぎていまさらですが、本当に大切なものを再発見。@部屋も「せんせ」のために何かしたいぞと思ふ、けふこのごろ


 あっ、加藤先生のブログ、やっとブックマークしました。夏に「リンクつなげていいですか?」と申し出てそのままでした。失礼しました。