学校が再開して4日目になります。全国の学校ではどのような感じでしょうか?意外と普通に過ごせて、休校だったのが嘘のよう・・・であることを願いたいですが、、、
児童生徒の登校前、下校後の消毒や、休校中の変化を聞き取るカウンセリングや個別相談、実態把握、このあとやってくるであろう、調査統計と報告(やたら来るね、しかも紙媒体で)、管理職や事務職員も、在宅勤務や休暇取得状況の報告やら、ICTの普及状況、おそらくエアコン等の設置状況や稼働に関するガイドライン、部活動再開に伴うナントカカントカ・・・とにかく、やたら調べて調査調査・・・「頼むから子どもたちと一緒に勉強させて運動させてくれ〜」っていう声が、現場を経験している人なら聞こえて来るのではないでしょうか?
さて、教職を目指す学生さん、この時期って教育実習じゃなかったでしたっけ?今年はどうなっているのでしょうか?都心部を含めて各地から教育実習に3〜5人くらい毎年卒業生がやってくるのが、確か今頃だったと思います。私も担当したことがありますが、知っている子だったりしますね。
中学校ではちょうど、2年生が野外活動(いわゆる林間学校)で、その間は他学年で実習します。本当は、そういった特別活動も一緒に行けるといいのですが、勤務(出張とか、万が一の場合、労働災害とか、よくわかりませんが、おそらくは)の問題があって、できないのでしょうね。大学の授業ですから、大学の保険を使えばいいだけの気がしますが何か問題があるのでしょうか?
また、静岡県ではちょうど、運動部の大会の予選や中部日本吹奏楽コンクールの県大会があり、「学校の先生は、土日でもこうやって役員をやるんだよ」と、二週間ぶっ通し(途中、2泊3日の野外活動含む)で勤務するという、今なら問題になる(一向に改善される気配はありませんが)であろうことを体験します。
ちなみに、例えば、今年のように6/6(土)、7(日)が大会だったとしましょう。土曜日に大会で、その前の水、木、金が野外活動です。なので、火曜日までに練習を仕上げます。そうなると、当然、5/30、31は強化練習です。強化練習をするには、その前に生徒が十分練習していないといけないので、仮に、中間テスト・・・あー、文章で書くのが面倒なので、下に予想されるスケジュールを書いてみましょう。
5/14(木)中間テスト
5/15(金)中間テスト(最近は1日でやっちゃうかな?)
5/16(土)学校にきて採点しながら部活
5/17(日)学校にきて採点(強豪はこの日も部活)
5/25(月)
〜 授業、テスト返却 放課後は、いよいよ大会前の練習で雰囲気アップ
5/29(金) (裏番組で翌週の野外活動の打ち合わせや実行委員を動かしているのと、教育実習生の指導)
5/30(土)来週の大会に向けてレッスンや強化練習、ホールリハーサル
5/31(日)もう戦場は荒野
6/1(月)授業からの、野外活動直前の打ち合わせからの、あと2日しか練習できないプレッシャー
6/2(火)勤務の関係で午前で生徒を帰すが、残った学年と教育実習生への宿題、指導でいつもより遅くなる(笑)
6/3(水)
〜 昼の山登りと、平均睡眠3時間でテンションが上がり、逆に眠くない
6/5(金) 学校に戻って、なぜか合奏練習と楽器の積み込み準備。
6/6(土) 大会当日。いくらなんでもぶっつけ本番じゃ無理だから、6時から2時間くらい練習して会場へ。
6/7(日) 別の編成部門の運営事務局長・・・まあ、生徒は休める
6/8(月) 朝礼で表彰、あー、代表でよかった・・・いや、よくない、10月までこれが続く・・・
6/9(火) そうだ、実習生の研究授業が明日だ・・・・ははは・・・
という無限ループを過ごす、教員あるある。あ、これ、フィクションじゃないです。例年だったら、今こうなっていると想定してみました。そう思うと、在宅は、社会を変えました。
ヤバイ、このブログは教職を目指すみなさんが希望を持って、先生になりたいという気持ちを応援するものだった。はい、楽しいですよ、ほんと。
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