卒業アルバム撮影の時期です。本当は、3年生になってすぐに、制服姿で撮影するのですが、5月中が休校ということで、ブレザーでの撮影ができません。まあ、今日だけブレザーを持って来るのですが、荷物ですね。5月の末からもう毎日25度くらいなので、暑いです。浜松市も5月からはクールビズ対応でノーネクタイを推奨しています。私も今日は荷物として、背広の上着とネクタイを持っていきます。正月に採寸してイージーオーダーして、結局一度も着ていないスーツ(バンド維新の時に着ようかと思ってた)とネクタイがあったので、これにします。
さて、今日は例年なら文化祭当日です。なんでもそうなのですが、文化祭そのものがなくても実は、「なけりゃ、ないで、すっかり忘れてる」というのが正直なところですが、なぜそうかというと、昔から「祭りまでが祭り」で、計画をして、準備をして、みんなでワイワイ買い出しに行って製作をして、時々喧嘩をして・・・これが文化祭です。「もういくつ寝ると、お正月〜♪」の歌のように、徐々にムードが高まるその空気感が大切なのでしょう。
時々、「期間を短縮して、効率よく、コンパクトにやって、時代にあったやり方をしていきます」と、一見(一聞?)すると、もっともらしい、素晴らしい考えのように聞こえますが、はっきり言おう、「お前、わかってない」
スピード感や効率、完成度だけがフォーカスされがちですが、それぞれにみんなドラマがあって、みんなにとっての文化祭、みんなにとっても修学旅行、みんなにとっての運動会、100人いれば100通りのストーリーや価値があって、それが時々お互いにクロスして、んーと、全部で何通りだ?『桐島、部活やめるってよ』という本、同じ時間をそれぞれの人の立場で描いてくあの本が当時、新鮮だったけど、ほんと、主人公が違うと全て違うんだよね。
物事を決める立場の人は、上から見た俯瞰的視点、効率、効果は大切です。それと同時に、個々からフォーカスされた一つ一つのシーンを想像する力も同時にもって、余裕というか、スキ間というか、ゆとりやロスも計算していただけるとありがたいですね〜。
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