損害保険会社とマンション管理士の団体が保険商品の共同開発に関する業務提携契約を締結

　日新火災海上保険株式会社（社長：村島　雅人）は、マンション管理組合向け火災保険の共同開発を目的に、一般社団法人日本マンション管理士会連合会（会長：親泊哲、以下「日管連」）と2015年1月27日に業務提携契約を締結した。
　高経年マンションでは、建物や設備の老朽化に伴い水漏れ等の事故が増加するが、それに対し、損害保険会社各社では、近年マンション管理組合向けの火災保険の引受制限や保険料値上げなどの対策を講じるケースが増えている。
　このような中、同社は、マンション管理士が管理状況の診断を行い、高経年でも良好な管理状況のマンションについては積極的な保険引受を行うとともに、日管連と共同で、管理状況に応じた保険料を実現する管理組合向けの新しい火災保険を開発し、新商品を今年10月に発売する予定である。