マンション・メンテblog

集合住宅管理新聞「アメニティ」のブログです。工事業者募集やセミナーの案内などを随時掲載していきます。

入居に際して

2007-03-30 09:00:00 | はじめてのマンション生活

各種書類等をよく読みましょう。

マンションのルールである管理規約は隅々まで読み、ルールを破らないようにしましょう。

次回は「他の購入者との関係」です。お楽しみに!

*この記事は、管理組合が創る快適情報誌「アメニティ」集合住宅管理新聞 2007年3月号に掲載された記事です。

アメニティ新聞を発行するアメニティ編集室が運営するマンション・メンテのホームページにもマンション生活に関する詳しい情報が載っております。


「マンション入居」の関連ページ


人間工学から生み出された波形手すり「クネット」

2007-03-28 11:56:00 | 新商品紹介

階段やスロープなどに、従来設置されている真っすぐな手すりは、昇り降りの際、握る手首の角度が不自然になるため、強く握りこみにくく、特に、握力の弱った高齢者や体に障害を持つ方が、体重を預けた場合、滑って転落事故に遭う恐れがあります。

波形手すり「クネット」
人間の手の動きや角度を徹底的に追求して生れたのが、このくねくねと波形に曲がったこのカタチ

一方、波形手すり「クネット」は水平部分を握れば、杖で支えられるように姿勢も安定し、また階段を昇るときやトイレなどで立ち上がるときなど、垂直に近い部分を握れば、引き手のように体を楽に前方に移動することが出来ます。また、どのような身長や腕の長さにも対応できることも、波形手すりの大きな特長です。

波形手すりは、手すりに求められる機能のひとつである、下肢への負担軽減を実現することにより、自らの足で歩き、自立して生活動作を行うためのサポートツールとなりました(介護保険対象―住宅改修)。

Photo0703_02_2 
トイレ用は、垂直部分を自然な手首の角度で握ることを可能にし、水平部分を杖のように用いることでしっかり身体を支えることができる

この波形手すり「クネット」は、当初、病院、介護福祉施設の階段やトイレ、浴室などに多く採用されていましたが、近年は、駅、公園、寺院、商業施設、一般住宅にも急速に普及しております。

【資料請求・お問合せ先】

(株)コンフォートインターナショナル
TEL:03-5979-1880
http://www.qunetto.jp


マンション人口は増えている

2007-03-23 09:00:00 | はじめてのマンション生活

分譲マンション戸数は全国で510万戸、1300万人の人々が住んでいます。マンションを含めすべての住宅は5000万戸、人口は1億2780万人にのぼり、マンション戸数及び人口は10%にのぼっています。10世帯に1世帯はマンション住まいなのです。首都圏ではその比率はさらに高く、しかもマンションはさらに増え続け、また、中古マンションの成約件数も増加しています。
 そこで、初めてマンションに住む人にその心構えをお伝えしましょう。もちろん、既にマンションに住んでいる人にも役立ちます。

次回は「入居に際して」です。お楽しみに!

*この記事は、管理組合が創る快適情報誌「アメニティ」集合住宅管理新聞 2007年3月号に掲載された記事です。

アメニティ新聞を発行するアメニティ編集室が運営するマンション・メンテのホームページにもマンション生活に関する詳しい情報が載っております。


マンション建替えの実務

2007-03-19 09:00:00 | 本と雑誌
マンション建替えの実務―プロ必携マニュアル

マンション建替えの実務―プロ必携マニュアル
価格:¥ 1,890(税込)
発売日:2006-09

本書は、法律的な解釈等に偏らず、マンション建替えにあたっての権利者への対応、事業の仕組みの選択、事業家の方策などについての総合的な取り組みを記述。

構成は、第1章 建替えるときの法律と仕組み、第2章 建替え円滑化法の内容、第3章 建替え実践のための処理、第4章 事例に学ぶ、付録参照条例。

2006年4月までにご紹介したマンション関連の専門書についてはこちら


初めての大規模修繕工事

2007-03-07 15:11:27 | 外壁等

柏南ファミールハイツ高柳
(千葉・柏市)



初めての大規模修繕工事にあたって



南柏ファミールハイツ高柳は、東武野田線「高柳駅」から徒歩8分の住宅街に1992年5月に建設された。RC造3階建て4棟、総戸数96戸の集合住宅である。今年で築15年ということもあり、住民のほとんどが新築当初から住むファーストオーナーで、昨年8月からおこなわれた大規模修繕工事が、管理組合が初めて体験する大掛かりな工事となったが、大手ゼネコンに勤務する人が住民の中にいて修繕委員をまとめ、今年2月に滞りなく工事が完了した。



主な改修箇所



美観向上に合せて耐候性の向上・漏水防止を基本に、躯体保護を目的とした工事をおこなった。主な改修箇所は以下の通り。



■防水改修工事
防水工事は、4年前におこなった屋上を除く、階段室庇屋根・階段室床・バルコニー床を施工した。階段室庇屋根は、既存ウレタン防水に新規ウレタン防水材料を被せておこなう被せ工法を、階段室床・バルコニー床にはシート貼りをおこない、共に5年間の保証をつけた。



【階段室庇屋根防水工事】



階段室庇屋根防水工事:施工前
施工前


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施工後


【階段室床防水工事】



階段室床防水工事:施工前
施工前


階段室床防水工事:施工後
施工後


■外壁下地補修工事
外壁塗装の下地(躯体)の劣化損傷の機能回復に重点を置き、タイル補修・壁ひび割れ補修・シーリング打ち替え補修などをおこなった。



【タイル補修工事】



タイル補修工事:補修前
補修前



タイル補修工事:下地補修
下地補修



タイル補修工事:補修完了
補修完了



■鉄部塗装工事
鉄部の腐食などを防ぐために、フェンス・ゴミ置場・駐輪場などの鉄部を施工した。



■その他の工事
道路アスファルト路盤舗装工事・植え込み擁壁洗浄なども合せておこなった。



日常生活・品質・安心を優先した工事計画



集合住宅の居住者は、大規模修繕工事が今後の自分たちの生活を快適にするために必要な建物全体のメンテナンスだと理解している。そして同時に、工事が日常生活にできるだけ支障をきたさないことと、「完璧な工事」を望んでいる。当然のことではあるが、工事費用や期間などの問題で実現するのは容易ではない。



今回の大規模修繕工事では、日常生活にできるだけ支障をきたさないように、4棟一斉に工事を始めるのではなく、駐車場の問題なども考慮して、できるだけ住民に負担が掛からない方法を考え、2棟ずつ工事をおこなうことを選択した。



また、大規模修繕工事を担当するすべての作業員を、工程ごとに固定し、同じグループが4棟全部を手掛けられるように事前交渉をした。これによって仕上がりの品質を均等に保ち、各工程に携わるグループに、工事に対する責任と自覚を持たせるように配慮した。



工事に携わる人間を固定することで、得られるメリットは他にもある。工事中は居住区内に、多くの工事関係者が半年近く出入りすることになるが、関係者が固定されれば、不審者の侵入に対してのガードにも繋がり、居住者も、出入りしている工事関係者が顔見知りであれば安心できるメリットが生まれる。当マンションの今回の工事ではその点を特に注力し、工事を進捗させた。





<アメニティ新聞294号 2007年3月掲載>




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