本日、職員向けに『認知症サポーター養成講座』を開催しました。
この養成講習会を通して、一般の方々に少しでも理解を広めるのがこの事業の役割です。
今回はこれまで、個人的に受講されている職員は多いと思いますが、社協職員15名が参加しました。
講師には、市内93名いらっしゃるキャラバンメイトの方にお越し頂き『認知症への理解について』約1時間にわたり説明をいただきました。
認知症の方って少し見ただけでは分からないですよね。軽度の方であれば一度話しただけであれば専門職でなければなかなか分からないと思います。
いただいたテキストには「認知症を学び地域で支えよう」と書いてありました。
やはり介護保険制度がはじまり、認知症高齢者を支える仕組みが整備されてきたとはいえ、グループホームや施設の順番待ちが多く、施設利用がなかなか出来ない状況だそうです。
「地域でささえる」という意味は、それらへの対応ということが言えるのではないかと思います。
社協としては、認知症高齢者に限らず、地域住民同士が地域で支え合う仕組みが必要であると考えているので、このサポーター養成講座の目的とリンクするところがあります。
「地域で支える」ということは、住民だけでなく、行政、社協、地域包括、医療機関などの専門職との連携があってこその「地域で支える」だと思いますので、住民、専門職の一人一人が意識することが必要ですね。
苫小牧市内のサポーターは現在6,000人を越えたそうです。
1/6,000人(さっく)