トンサンの別荘

初代iMacが壊れ、本宅「マック鈴木家へようこそ」が更新できなくなったので、2010年9月27日よりこちらで情報発信。

ハードディスクはやっぱりハードだった

2010年10月16日 21時30分10秒 | パソコン

ハードディスクをはずそう。やり方がわかったので今度は簡単にできた。
メインボードが乗っているシャーシーを引き抜いた後、CDドライブをはずすとハードディスクドライブはビス2本をはずすだけで引き出せる。



ハードディスクをはずしてメインボードを元に戻す前に、内蔵電池を確認した。

あ、マイナス端子が曲がっていて電池に接触していない。昨日スイッチを押しても、うんともすんとも言わなかったのはこれだな。


直して再起動して見ると「ジャーン」の起動音が威勢良く鳴り響いた。しかしやはり「?」で止まって起動しない。
もちろんハードディスクは抜いたのでCD起動を試みているのだが。

スイッチのON-OFFを繰り返しているうちに、電源ランプまでつかなくなってしまった。もうこれまで。


ハードディスクを分解してみよう。

ハードディスクにはこんなにいろいろな回路部品がついている。


手と比べてもこんなに大きい。これで容量は4GBだ。最近のSDXCカードならあんなに小さくて64GBもある。
時代の進歩とは恐ろしいものだ。



さてふたを開けようとシールをはがす。
シールには「warranty void if seal broken」と書かれている。

意味は大体「シールはがしたら保証しないよ」と書いてあるのだろうことは察しがつくが、正式になんて書いてあるのか翻訳ソフトで見てみよう。

エキサイト翻訳
空ですが、保証はシール壊れています。

google翻訳
保証無効シールが壊れている場合、

yahoo翻訳
壊れているアザラシならば保証空所

livedoor翻訳
無効の保証、場合、故障したシール

infoseekマルチ翻訳
壊れているアザラシならば保証空所


どのサイトもひどい翻訳だ。yahooとinfoseekは何とアザラシがでてきた。
(*≧ω≦*)
まあまあgoogleはいい方だ。


シールの下はヘックスローブ(トルクス)ネジとか呼ばれるねじだ。

トンサンの持っているビットのサイズでは大きすぎて使えない。ねじをニッパーでつかんで無理やりゆるめた。


ふたは埃が入らないように、パッキンのシールがしてあった。
ディスク(プラッター)は2枚だ。磁気ヘッドが中央で止まっているが、本当は電源断では周辺に待避されているのではなかろうか。



磁気ヘッドはメーターで言うところの「ムービングコイル型」だ。その両側を超強力な磁石で囲っている。
これで磁気ヘッドのアームを動かしている。






磁気ヘッド部を拡大して見ると。



ディスク(プラッター)はガラスやアルミニウムでできているという。ガラスだったら金槌でたたいたら割れて飛び散るのではないか? 
ポリ袋に入れてたたいたが割れない。だんだん力を入れてたたくが、割れないどころか変形もしない。
大きなハンマーに変えて思い切りたたいた。やっと少しへこんだ。これでもうデーターは読み取れない。



ハードディスクは名前通りハードなディスクだった。