4月18日(月)
おとといの記事「ようやく原子力安全・保安院も「外部電源の信頼性確保」は重大であることを認め、指示文書を出した。」でオフサイトセンターが機能しないのは何故だ?
と書いたが、福島第一原発から5km以内にあるため、退避していて誰もいないであろうことがわかった。
オフサイトセンター一覧
この一覧を作った人が「オフサイトセンターにみる原子力防災の問題点」と言う問題提起をしている。
この中に
立地場所の問題
まず、基本的な欠陥としてオフサイトセンターの立地場所の問題がある。原災法施行規則第16条は対象の原子力事業所との距離が20キロメートル未満であることを求めているが、逆にどれだけ離れなければいけないという法の規定はない。
と言う記述(きじゅつ)がある。こんな近い距離に作ることの問題を指摘しているのだ。
しかも20km以内に作れと言う決まりだ。
今回の事故のように20km以内は避難しろとなったら、どこのオフサイトセンターも使えない。
こんな役立たずのものを作ったやつは誰だ!!
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余談だが、原子力安全・保安院では「屋内退避」と「屋内待避」という文字をごちゃごちゃに使っている。
トンサンは移動しないで危険が去るのを待つのが「待避」だと思う。
だから20km~30kmの住民は「屋内待避」
0~20kmの住民はその場所から離れるので「退避」だと思う。