9月19日(木) 秋晴れ
パラリンピアン佐藤真海さんは3冊の本を書いている。
佐藤真海さんのブログよりキャプチャー。
厚木の図書館にそのうちの1冊があり、借りて読んだ。
佐藤真海さんが26歳の時の著書だ。
この中の104ページに載っていたが、オリンピックは文部科学省所管だが、パラリンピックは厚生労働省所管とある。
そういえば前に新聞で読んだことがある。
だから練習も別々だし、費用もけた違いに違うと書いてあった。
日本では「障害者スポーツはリハビリ」としてとらえられているのだ。
26歳の彼女は「障害者スポーツ」と「一般のスポーツ」の垣根を取り払いたいと書いている。
今の彼女の目標もまさにこれだろう。
彼女の今回のオリンピック・パラリンピック招致活動で、その垣根をだいぶ低くできたんじゃないかな。
そういえば2016年の東京オリンピック誘致の時に、東京は「オリンピック・パラリンピック」と言っていた。
ミノさんもテレビで「パラリンピック、パラリンピック」と言っていてくれたな。
ミノさんがテレビに出ていてくれたら最大級に喜んでくれただろうに。バカ息子め。
この下地があったから、パラリンピアンの佐藤真海さんがプレゼンターとして壇上に立つことができた。
時代は少しずつではあるが変わり、垣根は低くなっている。
われわれ国民の頭も切り換えなきゃ。
佐藤真海さんのツイッター
障害者スポーツ専門サイト
9月19日17時追記
佐藤真海さん効果だろうか、来年度からパラリンピックも文部科学省の所管になった。
下村文科相、東京五輪担当に=パラリンピックも所管
五輪とパラリンピック、文科省所管で一本化 政府、来年度から
垣根は無くなった。めでたし、めでたし。