9月27日(金) 晴れ
通チャリ1号で出かけると「キュルキュル」と音が出るようになった。
この音は約1か月前からだ。
トンサンの経験ではBB(ボトムブラケット)のグリスが無くなって、ベヤリングから出る音だと思う。
通チャリ2号でグリスアップしたことがある。
BB(ボトムブラケット)を分解してグリスアップする2009年1月11日
簡単な作業ではないがやってみよう。
作業開始から終了までは約3時間かかった。
では順を追って。
まずクランクシャフトを引きぬく。
その前にチェーンを外し、チェーンカバーも外しておく。
クランクはずしは「コッタレスクランク抜き」で。
次に玉押しのロックナットを緩ませようとするが、右へ回しても左へ回しても全然緩まず。
仕方がない。では反対側のロックリングを緩めよう。
切り欠きをマイナスドライバーとハンマーでたたく。
が、右へ回そうとしても左へ回そうとしても、びくともしない。
BB外しをあきらめ、作業中止か?
まず外しておいたチェーンをきれいにしよう。
通チャリ1号はクランクとチェーンリングが一体型ではなく外れた。
さてお昼だ。ご飯を食べ、通チャリ2号でBBのグリスアップした記事を読む。
するとリンク先の「TAKAよろず研究所」の「買い物自転車のボトムブラケットベアリング修理 2005/4/16製作」に「左ペダル側の「玉押し」を外していきましょう。ここは「逆ネジ」でした。時計回り(右回り)に回すと緩みます」と書いてあった。
右回しで緩むのは間違いない。もう一度やってみよう。
渾身(こんしん)の力を込めてナットを回すと・・・
玉押しのロックナットがゆるんだ。
玉押しを右へ回して外す。
シャフトとリテーナーで包まれたベヤリングが外れた。
こびりついている古いグリスを削り落す。
玉押しと樹脂製のカバーは強く押すと外れる。
玉押しに「かじり」があった。まあ、この程度なら・・・
ベヤリングは左右で大きさが違う。下が左側。
BBの中もきれいにする。・・・ワンを外さないときれいにはできなかった。ので、この作業は不可。
右ワンの中をきれいにする。左ワンもきれいにする。
シャフトとベヤリングにグリスを塗り、BBにはめ込む。
リテーナーは内側になるように。
BBの「あたり」を調整する。22mm薄型スパナと22mmスパナで。
ガタが無く、ペダルも軽くまわるように調整する。
なかなか難しく、何度もやり直す。
クランクを取り付ける。パッと見、左右とも同じ形状だがペダルねじに左右があるので、クランクシャフトにも左右がある。
間違えないように。
クランク固定ねじには左右は無い。どちらも右ネジ。
右側 カバー? を入れる。
チェーンリングをはめる。
クランクを取り付ける。
あ、チェーンカバーを忘れた。先に通しておかないと・・・
またコッタレスクランク抜きを使って、クランクを外す。
チェーンカバーをつける前に、チェーンをつけておこう。
「チェーンジョイント」の向きは進行方向反対側が開いている方にする。
完成。
走行テストをする。
1. クランクは軽くまわるか。
2. チェーンの張り具合は良いか。
3. チェーンカバーにチェーンが当たらないか。
今回はチェーンの張りがきつかったので、ハブナットを緩めた。
そのため、タイヤの向き・泥除けとの隙間具合・ブレーキの効き具合も確認した。
使った工具類。