2月9日(月) 薄曇り
買って数カ月、倒しただけで壊れてしまった液晶テレビ。
液晶テレビは衝撃に弱い、すぐ簡単に壊れる。
画像が映らず、縦筋になってしまった。
原因が分からず、修理もできない。
液晶部分を見てみよう。
液晶部分(右)とバックライト部分(左)に分けた。
液晶につながっている細長い基板は、割れていないし、フレキ(シブル)基板も破れたり、はがれたりはしていない。
液晶自体も割れてはいないが、
外枠のプラスチックが一部割れていた。
その部分の液晶がわずかに欠けている。
しかし欠けている部分がパターンにかかっているわけではない。
液晶異常の原因はここではないと思う。
というわけで原因は不明だった。
すごく薄いガラスを貼り合わせているので、大きくても軽い。
バックライト部分を見てみよう。どんな構造になっているかな?
一番後ろ側にLEDと反射板があり、その上に3種類の樹脂パネルがある。
表側(液晶に近い側)から順番に見てみよう。
半透明のパネルだ。表側はすりガラスのような表面。
裏側はピカピカ反射するほど、表面がツルツルしている。
2枚目のパネルは不思議な見え方。角度が90度違ったレンズが合わさっているような感じで、液晶に当てる光の方向を決めているのだろうか?
裏は鏡のように反射している。
3枚目のパネルは厚みがある。
むこう側はほとんど透けず見えない。
その下がLEDパネル。LEDが均等に配置され、LEDに拡散用のレンズがかぶせられている。
さてもう一度組み立てて、通電してみよう。
液晶パネルの無いテレビ。もはやLED照明だ。 使わない金具二つ。
フィルムに切り絵の絵が印刷されたカレンダーがあった。
LED照明の前に垂らしてみる。
右の黒い板は液晶パネル。
透過光(とうかこう)できれいだが、結構消費電力も食いそう。
うーん、他に使い道は無いか?