2月14日・15日
スポルディング(マウンテンバイク)を全部ばらしてオーバーホールしよう。
前輪を外し、フォークを抜こう。
ワッシャーなどの順番が分からなくならないよう、写真に写しておく。
ここも写真に撮っておこう。
ほぼ分解終了。チェーンが外れない。
裏も表もカシメてあって、しかも四角くつぶされている。
こんなチェーンは初めて見た。
つないでる部分は無いので、どこかで切らないと外れないが、切ると元に戻せない。
チェーンカッターで切れるようなものにはなっていない。
切れば新しくせざるを得ない。
フレームもフロントディレイラーもリヤディレイラーもみんなチェーンでつながったままだ。
とても作業しにくいが、新しいチェーンを買うと出費が増えるので、なんとかこのままやってみよう。
ヘッドマーク
「マルキン自転車」「ホダカ株式会社」「MADE IN CHINA」となっている。
BB(ボトムブラケット)を外すには、ロックリング(手で持っているもの)をマイナスドライバーと金づちでたたいて回す。
本当は「フックレンチ」で回すのが正しい。
リテーナ(ベヤリングをまとめて保持しているパーツ)の向きを覚えておくために、写真を撮る。
リテーナーは内側だ。
分からなくなったらこのサイトが頼り。
カップアンドコーン型ボトムブラケットの整備 2007/5/14
右ワンが外れなかった。上のサイトによると右ワンは「右回しでゆるむ」らしい。
左にばっかり回していたかも。
あーやっぱり左に回そうとしていた。
このスパナは高いので、あまり金づちでたたきたくなかったので、そっとやったがダメだったのだ。
右回しで緩むのか~。
「カップアンドコーン」と言うタイプのBBだ。
シャフトの玉押しに傷はなさそう。
左ワンに傷は無い。きれいにしたベヤリングもよさそうだ。
チェーンが外せないので作業しにくいなぁ。前後のディレイラーもきれいにしてオイルを塗っておこう。
右ワンは外せなかったので、棒の先に布切れを付けて、古いグリスを拭き取る。
右ワンにグリスをたっぷり塗る。
ベヤリングにもグリスたっぷり。
シャフトにグリスを塗り、先にベヤリングを通しておく。
シャフトの回転にガタが無く、スムースに回るところでロックリングを締める。
樹脂製のカバーがついていたので、はめ込む。
フォークコラム上下のベヤリングをグリスアップしよう。
上下ワンをパーツクリーナーできれいにする。
ベヤリングの古いグリスもきれいにする。
ベヤリングが細かく、詰まった古いグリスが取りにくかった。
グリスを塗る。
ほこりが着かないように、上下ともカバーを掛けておく。
リヤスプロケットを外そう。
ボスフリー外しと大型のスパナで左方向へまわして外す。
「ボスフリー外し」右。 スパナは結構高かったが、このくらいの長さが無いと硬くて外せない。
シャフトを外す前に、飛び出ている長さを測定し、覚えておく。
自作のハブスパナで押さえ、ロックナットを緩める。
回転がコリゴリ言っていると思ったら、グリスが全然なかった。
ベヤリングは9個。
傷は大丈夫かな。
こちらもきれいだ。傷なし。
グリスを塗る。
あ、こちらは虫食いが・・・かじられていた。
シャフトを取り付けて回転して見ると、後輪は滑らかに回った。
スプロケットをきれいにする。
歯車の間に、繊維くずが。
だいたいきれいになった。
歯はそれほど痛んでなさそうに見える。
後輪グリスアップ完了。
前輪のロックナットはなかなか緩まず、金づちでたたいたりしてやっとゆるめた。
前輪はそうとうゴリゴリすると思ったら・・・かなりの虫食い。
グリスアップして、前輪に取り付け回転するとゴリゴリ感が残る。
ビフォァほどではないが。
前輪のスポークは錆びていないが、後輪のスポークのさびが目立つ。
2日間で解体から、ここまで。
やったことをリストアップ。
1. 解体。
2. ハンドルの幅を4cm短くした。
3. BB解体グリスアップ。
4. フォークコラムのベヤリンググリスアップ。
5. 後輪ハブのグリスアップ。
6. ボスフリースプロケットの清掃。
7. 前輪ハブのグリスアップ。
8. チェーン清掃。
9. フロントディレイラー清掃。
10.リヤディレイラー清掃。
うん、3分の1以上は終わったな。
チェーンはシリコンスプレーして、モミモミしたが動きが渋かった。
今思うと、ケチらないで新しくしても良かったなぁ。