ここ最近読んでいる本は木俣滋郎氏の著作です。古本屋で購入したものですが、日本海軍の戦艦や空母、水雷戦隊、軽巡洋艦について書かれた本を読み終えまして、これから潜水艦についての本を読み始めるところです。
木俣氏の書かれる文章は、平易な文章でくせがなくて読みやすく、史実にできるだけ忠実に書こうとされていて、日本側の資料だけでなく連合国側の資料とも突き合せて、太平洋戦争を中心にもれなく各艦のことを書き表そうとされているものです。ひとつの艦艇の戦争中の行動から撃沈されたりする最後までについて書かれています。
ですから、一冊の本になると800ページ以上にもなる大作になっています。しかし、読みやすい文章であることと、変に政治的なことやら自分の思想やらを書かれていないので安心して読めますが、一冊読むには私のような一日フリーで本を読める人間にとっても時間がかかります。
木俣氏はこのシリーズ以外にも色々な戦記や戦史の本を出版されているのですが、作家が本業じゃないみたいなんです。というのは、昔、神田の古本屋街にある新刊を扱う大きな本屋にミリタリー関係の本を多く取り揃えているコーナーがあり、そこで何を買おうかとみてまわっていたところ、高校生らしき二人連れの一人が「うちの高校の先生のきまじが色々本を書いているんだぜ」と話していたんです。
その時には「きまじ」が木俣氏だとは分かる前だったのですが、何冊か木俣氏の本を読む機会があり、あの時の高校生の言っていた「きまじ」は木俣氏のことなんだなと気が付いたわけです。高校の先生をやりながら本、それも戦記や戦史ものを書くという事は大変なことです。戦記や戦史は一次資料にあたって事実だと判断したことを記載していかなければなりませんから、取材や資料収集等々に大変な時間がかかります。
今読んでいるシリーズを書かれた時期には、まだ、戦争を生き残った方々に取材することもできた時期かもしれませんが、それにしても丹念に資料を分析して事実をつなぎ合わせ、整理して読みやすい文章にするということは大変なことであろうと思います。それを本業とは別にやるわけですから、どこにそんな時間があったのかと驚くばかりです。
ということで、これから日本潜水艦戦史を読み始めます。
木俣氏の書かれる文章は、平易な文章でくせがなくて読みやすく、史実にできるだけ忠実に書こうとされていて、日本側の資料だけでなく連合国側の資料とも突き合せて、太平洋戦争を中心にもれなく各艦のことを書き表そうとされているものです。ひとつの艦艇の戦争中の行動から撃沈されたりする最後までについて書かれています。
ですから、一冊の本になると800ページ以上にもなる大作になっています。しかし、読みやすい文章であることと、変に政治的なことやら自分の思想やらを書かれていないので安心して読めますが、一冊読むには私のような一日フリーで本を読める人間にとっても時間がかかります。
木俣氏はこのシリーズ以外にも色々な戦記や戦史の本を出版されているのですが、作家が本業じゃないみたいなんです。というのは、昔、神田の古本屋街にある新刊を扱う大きな本屋にミリタリー関係の本を多く取り揃えているコーナーがあり、そこで何を買おうかとみてまわっていたところ、高校生らしき二人連れの一人が「うちの高校の先生のきまじが色々本を書いているんだぜ」と話していたんです。
その時には「きまじ」が木俣氏だとは分かる前だったのですが、何冊か木俣氏の本を読む機会があり、あの時の高校生の言っていた「きまじ」は木俣氏のことなんだなと気が付いたわけです。高校の先生をやりながら本、それも戦記や戦史ものを書くという事は大変なことです。戦記や戦史は一次資料にあたって事実だと判断したことを記載していかなければなりませんから、取材や資料収集等々に大変な時間がかかります。
今読んでいるシリーズを書かれた時期には、まだ、戦争を生き残った方々に取材することもできた時期かもしれませんが、それにしても丹念に資料を分析して事実をつなぎ合わせ、整理して読みやすい文章にするということは大変なことであろうと思います。それを本業とは別にやるわけですから、どこにそんな時間があったのかと驚くばかりです。
ということで、これから日本潜水艦戦史を読み始めます。