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ホテルの窓から朝の風景を眺めている。
新潟は日本海沿岸第一の都市だと云う。
確かに松山にはないような高層ビルが立ち並んでいる。
金沢や富山とは、また違った街の景観だ。
印象的な街だったのが、富山だ。
(二番目の画像は富山城)
街の中心部が清潔で、とても美しい街の景観を保たれている。
路面電車が中心部から郊外にまで発達して、二両編成のおしゃれな車両。
そして自転車や歩行者のための都市計画としての配慮が行き届いている。
製薬会社が多いのも富山の薬売りの伝統だろうか?
街を出る時に、雄峰大橋から眺める朝の立山連峰がまた美しかった。
確か何年か前に見た、住民満足度の一位は富山だった記憶がある。
新潟も街へ入るまでに辿った海岸通りの一直線に伸びる道が素晴らしかった。
意外に金沢の印象が全体に良くない。
人気の観光都市、加賀百万石の城下町も道路状況は最悪だった。
富山を朝、出発してずっと立山連峰を正面に見ながら走り続けた。
黒部川は河口付近まで水の透明度が高かった。
今日は自転車乗りには 有名な難所、親不知を越えなければならない。
そのために早めに昼食を食べ、
昼時の比較的交通量が少ない時間帯に、この区間を通過する計画を立てた。
それは正解だったと思う。
海に沿う狭い道路(海側に視界の開けたトンネル状の道路)を
通過し終わるのに、ほぼ一時間を要した。
一番危険な暗くて長いトンネルには海側を辿る迂回路があった。
親不知を下ったところが、青海川河口。
翡翠の産出地らしい。河口には翡翠探しの人がいた。
(三番目の画像)
新潟県に入ってから糸魚川と上越(直江津)の間に自転車歩行者専用道がある。
30kmを超えるこのサイクリングロードは気持ちよく走れた。
(4番目5番目の画像)
6番目の画像は、ちょっとシュールでしょう?
海の中に、ポツンと一本電信柱が立っていました(笑)
その日は、上越市郊外の渋柿浜の松林内にテントを張りました。
ここはキャンプ場ではありませんが、美しい浜でした。
(冒頭の画像と、下の3枚は全て渋柿浜)
翌朝、辿った新潟までの海沿いの道、
国道352、402が最高に素晴らしい道でした。
良寛さんの生誕地に、この土地独特の格子状板張りの民家の並ぶ街並み。
山陰から若狭あたりは赤茶の屋根瓦が多かったのに、
北陸からこの辺りは、墨のような真っ黒の屋根瓦でした。
海沿いの滝で水浴びをして暑気払い。
荒々しい岩山の迫るワイルドネスな道や、
新潟が近くなると広大な砂丘と防風林と真っ直ぐに伸びた一直線の道。
一日中飽きさせない、風景の中を走る続けました。
8/2 走行距離、136.84km。
8/3 走行距離、121.71km。
自転車にトラブルが発生しないことを祈っています。
姫川のヒスイは当方が学生のとき、東京から帰省途中で寄り探しました。河口の写真を見て当時のことを思い出しました。
旅の安全を祈ります。
泣きながらでも、良寛様の庵にも立ちより、帰り道に、佐渡にまで、足を伸ばした自分のどん欲さが、今は可笑しいです。
日常と違う景色や、文化に触れるのは、旅の醍醐味ですが、気持ちよく距離を伸ばして楽しんでられる様子が伝わってきます。 もう帰りたくないのでは・・・
ランスケさんなら、空身で歩けるような山が、手招きしていますので、10月に、仙台から走り始めます。
旅の始めはトラブル続きでしたが、やっと落ち着いて来たようです。
距離的には今日、県境を越えて東北への第一歩も可能でした。
でも昨日、新潟への到着が遅くなり、そのまま引き摺って、
朝のブログ更新そして出発も遅くなりました。
もう頑張って距離を延ばさなくても大丈夫なので、
今日は16時過ぎには適当な浜辺を見つけてテントを張りました。
目の前は綺麗な海。
さっそく水浴びです(笑)
理科系の三浦さんは学生時代に翡翠採集でしたか。
日本海側の風景は、幹線国道沿いの郊外店が立ち並ぶ全国共通の風景以外は、
四国とは、まったく違う土地の風土を感じさせる風景が続きます。
その風景を見るためには、主要幹線道路を出来る限り外しことに尽きます。
さぁ、明日からはペースダウンして、のんびり風まかせの東北の自転車旅を楽しみます。
改めて、太平洋岸ではなく日本海沿いを北上する旅を計画して正解だったと思っています。
まだ、ここには日本の素朴な景観を見出すことが可能です。
日が陰って涼しい海風が吹き出しました。
テント内は西日を受けてサウナ状態なので涼しい浜辺でPCのキーボードを打っています。
寄せては返す潮騒の音と海鳥の声、おだやかな夏の黄昏です。
街のホテルは快適だけど、やっぱり私は、自然の只中で過ごす時間が癒されます。
そして夏休み中のキャンプサイトは騒音がうるさくて一度で懲りごりです(笑)
私は、野生の感というか、人家から離れた快適なテン場を探すのが得意です。
自転車旅ブログを見ていると多いのが街の公園や道の駅での野営です。
トイレや水場が近くにあって便利かもしれないけど、
私は、こういう場所での野営は絶対したくない。
なんのために気ままな野宿旅をしているのだか、判らない。
東北は湯治場も多いので、ゆっくり湯に浸かりながら旅情を楽しみます。
ネイティブの東北弁との会話も楽しみ(笑)
長い道のりでした。
今日は藤沢周平の海坂藩の舞台となった
庄内地方をぐるり巡ってみます。
残念ながら明日からしばらく東北も雨模様です。
新潟は甥が居ますので二度ほど訪れています。
信濃川は素晴らしい川でした。
夜景がとてもきれいだった印象があります。今日は福島県境あたりでしょうか?土地土地によって走行環境も変わると思います。安全な旅を・・・
なんだか意気消沈しています。
愛大山岳会恒例の夏合宿は剱岳でしたね。
富山から出発の朝、ずっと真正面に見えていました。
四国同様、東北もしばらく雨模様です。
この雨では月山や出羽三山そして鳥海山も諦めるしかなさそうです。
雨の最上川もいいかな?
湯治場で過ごす雨宿りにも憧れます(笑)