9月11日付の愛媛新聞に、9/7(土)人権を考える講演会(松山)の様子が掲載されてました。
以下、記事を抜粋します。
「埼玉県で、現在は廃止になった定時制高校を取り上げたドキュメンタリー映画「月あかりの下で~ある定時制高校の記憶」を上映し、作品に登場したクラス担任のHirano Kazuhiroさんが生徒と寄り添う大切さを訴えた」
人権問題に取り組むNPO法人「Do」(松山市)が開く「映画を通して人権を考える」4回シリーズの2回め。
「月あかり~」は、不登校や親の暴力、少年院に入った経験のある生徒たちが、教師や友人との交流、学校生活を通して成長する姿を描く。
Hiranoさんは、赴任当時を振り返り、「(生徒たちは)ピュアで賢く、仲間をつくる場所さえあればきちんと生きていけるとわかった」と述べ、仲間つくりを通じて「生徒が主人公の学校」になっていくと強調。反面、大人の価値観だけで生徒に近ずいても受け入れられないと語った。
また、定時制高校を取材する愛媛新聞社のFujita記者は、県内で統廃合が進む現状を紹介し、「不登校などさまざまな経験をした人が勉強したいと思った時に学べる場所が必要」と存在の大切さを訴えた。