tosiyorino_hitorigoto

年寄りの独り言

八百長 倫理と論理の崩壊

2011年02月15日 | ニュース
マスコミが1歩引いている。週刊誌が告発されてすべて負けているのだから当然か。
なぜ相撲協会の理事長や伊藤なんとかさんは八百長力士を告発しないのか。
八百長のために場所が開催できず国技の信用を失墜させ、莫大な損害がでたのだから告発して損害賠償をもとめるのは当然の措置だろう。そうでないと文科省からでなく警察から理事が天下りしているのはすべて問題を闇にほうむるためなのかとうがって考えてしまう。

反対に告発できないのなら八百長と名指しされた力士らはリークした警察幹部を名誉毀損で訴えるべきだ。なぜ海保はリークすると告発処分されて警察の幹部はリークしても処分されないのか不思議な国だ。まあ記者クラブ問題をはじめすべて八百長出来レースということか。な?

グーグルアートプロジェクト

2011年02月06日 | ニュース
Google Art Projectからの転載です。

2月1日、米Googleでは、Street View技術を使って世界の17の美術館を訪問できる"Art Project" サービスを開始しました。
ニューヨークのMetropolitan Museum of Art、フィレンツェのUffizi Gallery、ロンドンのNational Gallery、アムステルダムのVan Gogh Museumといった世界の有名美術館の所蔵品を1,000点以上インターネットを通して閲覧できるというサービス。


さらには美術館の中を3D技術で立体的に歩き回れるようになっています。これで家の中からまたは学校の美術の授業の中で世界中の美術館へいけるようになりますね。世の中かわれば変わるもんだ。ついでに世界のオーケストラの演奏会についても考えてみて。

Art Project
http://www.googleartproject.com/

Art Project FAQ
http://www.googleartproject.com/c/faq

憂国

2011年02月05日 | ニュース
エジプト情勢が急をつげている。

タハリール広場の人々、またムバラク大統領支持の人々もそれなりの思いをもって集まっているのだろう。

ムバラク大統領の統治が30年にもおよぶ国。
毎年首相が変わる国とはまた違うのだろう。
また与野党に限らずのんびりと議員の職を貪る方々はこの事態にもまだ居眠りを続けているのでしょうか。

だがこの事態に対し本当に立ち上がった方がいる。
おわらいタレントと思っていたフィフィという方が自分の思いを綴っているのだ。

エジプトにイスラム政権が誕生することへの懸念とか、ムバラク退陣後の新政権の樹立についてだとか、そもそもなんでアメリカが口を出すんでしょう。確かにエジプトは中東に置いて重要な役割として位置付けられてたから分かりますが、コメントするまでならまだしも、なぜ今後のエジプトの新政権樹立にアメリカが関わろうとするの?関わるどころか今まで通り主導していこうとしてますからね。エジプト国民が何に対して怒っているのかぐらいわかってるはずでしょ、変革を求めてるんですよ。チェンジですよ、チェンジ!オバマ大統領があれだけ選挙の際に繰り返した『CHANGE』なんです。エジプトが変わっちゃうと不都合ですか?表向きには国民を応援しているように見せていますが、もしそれが真意なら今までのようにエジプトの政治に口をはさむべきでは無いはずです。エジプト国民はエジプト人のためのエジプトをつくりたいのですから。

このスレイマンという人物は何を隠そうエジプトの秘密警察を束ねる内務省長官でCIAとの繋がりも深い、もうお気付きだとは思いますが、そう、デモが開始され一週間以上も経つこの時期になぜ、突然ムバラク支持派が現れた謎がとけますよね

低俗な話題を垂れ流しにしているメディアは、それ自体がいずれ国益に何らかのダメージを与えかねないという事を自覚して頂きたい。
今日本人が求めているのは、国内だけの問題では無いはず、海外の動きもみて、自分達の今後を見極めて行きたいのだと思う。


私は今日もブログに自分の思いを綴りましたが、今までならタレントという立場からもハッキリと明言することをためらっていたと思います。はじめに投稿した『~新たな一頁へ』は今後の仕事の心配もしつつ言葉を選んで打っていました。エジプトの夜明け~新たな一頁へ
でも、今はもう迷わない!→どこかで聞いたことあるフレーズ。読んでくださってるみなさんがわたしに勇気をくれました。私は命と引きかえに、そのリスクをかえりみず母国の為に、またアラブの為に、叫び続ける彼らの為にもあきらめないと決めました。彼らの起こす革命を世界中が注目しているんです。彼らのメッセージをわたしが日本で伝えていきたい。それがわたしのできること。今の時代、1人の人間が社会に影響を与える事だってできるんです。ほら、その証拠にこのブログを多くの人が読んでくれている。そして、みなさんは自国の為に何を想いますか?日本の未来の為に今なにが出来ますか?


All about FiFi

またモノマネやっちゃいました

エジプトの夜明け~新たな一頁へ

エジプトの夜明け~ムバラク支持派の正体

エジプトの夜明け~国民の想い

全部もっともです。迷っている場合ではありません。時間がないのです。
外国人でありながらのこの覚悟、この方こそ本当の憂国の士でしょう。
爪のあかを食べさせたい先生方ばかりですな。

カイロ情勢

2011年02月03日 | ニュース
カイロ情勢が混沌としている。今朝のアルジャジーラによれば死亡が4人負傷者多数とのこと。勝間和代氏似の女性がライブ中継していたがずっと爆発音や銃声が聞こえ、ただならない状況であることがわかる。




状況がわからないのでgoogleマップをみてみた。右下のロータリーのあたりがtahrir通りで広場もtahrir squareである。そこに大規模の反政府系のデモ隊がいて反対にムバラク大統領支持派のデモ隊が左上の橋のあたりに陣取っているらしい。

中央のT字型の道路の上がカイロ博物館で世界的に貴重な展示物があり混乱に乗じた盗難などが心配されている。またギザのピラミッドも市街地のはずれにあり思ったより近い。


世界の軍事費

2011年02月01日 | ニュース
ウキペディアの中に世界の軍事企業の売上高ランキングというのがある。世界のトップ企業は米国のロッキードなどだがそのトップ100位の中に日本の企業も入っている。国外には売れないはずなのでその売り先は自衛隊だけなのだろうが、それでも100位の中に9社もはいっているのはそれほどに軍事用品は旨味があるということか。

日本の軍事費は2008年度は463億ドルで第7位だそうである。この金額はなんと韓国の3倍以上、自分が注目しているカナダやオーストラリア、イスラエルは70億ドルから90億ドル程度なので5~7倍になる。日本の国家公務員は約30万人それに対して自衛隊員が24万人というのは少し多すぎではないのか。

2011年(平成23年)度からの中期防衛力整備計画の策定にからんで日本の次期戦闘機も選定段階にきているが世界の軍事企業のトップはその戦闘機企業でありその売り上げ高は2兆円から3兆円をも超えている。しかしその企業の売上高に占める軍事費の割合が90%を超えるのがあるのはアフガンやイラクの戦争がないと困る企業があるわけでいいがかりともおもえる戦争を始めた動機がそこにあったのではとの疑いがぬぐいきれないし、日本のロッキード事件もその円環の中にあるかもしれない。

2007 世界の軍需企業 トップ100社












順位企業名売上高(百万米ドル)売上高に占める軍事費の割合研究開発補助(億円)
25三菱重工業277710%102
51川崎重工業9906%40
59三菱電機8482.4%19.5
74NEC6081.6%27.6
85東芝4830.7%49.7
87富士通4450.9%39.7
96富士重工業3772.4%18.4
97IHI3222.4%54.5
100コマツ2830.8%-




日本の軍需企業の売上高ランキングを調べる途中で政府の研究開発費補助金の支出先というおもしろいものを見つけたのでそれも入れ込んだ表を作ってみた。


研究開発補助金については2005年8月29日(月)「しんぶん赤旗」による
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik4/2005-08-29/2005082901_04_1.html

出典がありません。ちなみに中小企業全部で89億円しかもらっていないというが本当なら噴飯物だが。



JR東の新幹線システム障害、原因は処理限度値のオーバー

2011年01月23日 | ニュース
JRのシステム障害が問題になった。

JR東の新幹線システム障害、原因は処理限度値のオーバー

JR東の新幹線運行トラブルを起こしたシステム障害の原因は、ポイント不転換が発端となって必要になった列車のデータ修正がシステムの限度値をこえてしまったためだった。

JR東日本の新幹線運行トラブルを起こしたシステム障害について、同社は1月18日、原因は、輸送障害の発生で必要になった後続列車のデータ修正数が、システムの限度値を超えたためだったと発表した。
今後は修正時の入力方法を改善するほか、限度値を超えても問題が発生しないようにシステム改修を検討する。
2011年01月18日 20時23分 更新


運行管理システム「COSMOS」システムが古すぎて本数の増加に対応できなかったらしい。しかしこれはプログラマーにとっては当たり前すぎる問題でJRがこれほどの初歩的な問題に対応してこなかった方が問題だ。

システムのプログラムでは再帰ルーチンというのがある。ループの中でプログラムが再度同じルーチンの中に入り込み何度も繰り返す。しかも永遠に戻れなくなることもある。将棋とか碁とかの解決が難しいのと同じ問題だ。

しかし今のシステムでは1ギガとか1テラとかのメモリーが簡単につめる。そろほどおそれるにたる問題ではない。それなのにJRではシステムを更新していなかった。これは経営陣の問題だろう。

今の日本は同じシステム障害に陥っている。有効な解決策はあるはずなのに、変な無限ループに入り込んで抜け出せなくなってはいないか。

正義とは何か

2011年01月19日 | ニュース
NHKでは「「ハーバード白熱教室」という講義が集中して放映された。そのせいかもしれないが正月は睡眠不足+インフルエンザでダウンしていた。
アメリカ人の正義と日本人の正義がどれだけ違うのかそれとも違いがないのかはわからない。サンデル教授は人が人を食べるという学生にはショッキングな事柄をもとりあげ正義とはなにかを問う。

教授の授業はジョン・ロールズの正義論を下敷きにしているらしい。ウィキペディア(Wikipedia)の解説によれば、第二次世界大戦中は歩兵としてニューギニア、フィリピンを転戦、降伏後の日本を占領軍の一員として訪れて、広島の原爆投下の惨状を目の当たりにする。そして原爆投下をその不要性から、「すさまじい道徳的悪行」とし戦争に関する六つの原理を提示する。また彼は「正義論」のなかで「基本的自由に対する平等の権利」と「不遇な立場にある人の利益を最大にすること」を唱えた。

昔「空気の缶詰」という缶詰が発売されたことがある。さしずめ今の民主党は中味のない空気の缶詰を売っているのかもしれない。菅首相や民主党に限らず過去の検察の愚行、沖縄の基地問題、低所得者いじめの論議なき消費税増税、献金ほしさに経済団体のいいなりでの大企業減税など、いまこそ「国家」とはなにか、国家が行使する「正義」とは何かが真剣に検討されなければならない。




2010年を振り返る-その1 地震・災害

2010年12月31日 | ニュース
2010年はハイチ大地震から始まった。

このブログを始めたきっかけが2007年07月16日の新潟地震だった。
その実況中継をみてこの国の地震対策、救援計画がどうなっているのか。また原発の危機対策がまるでなっていない状況を現実に見せられたのがきっかけだった。

新潟地震

その後キーボードまかせに書きつらねて世紀を超えて21世紀になってしまった。
そもそも自称「ジジ評論家」もちろんこのジジとは「時事」ではなく「爺」のことであるが、としてはどうもこの国の状況が成り行きまかせの無責任な衆愚政治にみえてどうしようもない状況にみえるのだ。国のトップが「民のかまど」をわすれ政権維持、利権保持ばかりに躍起になっている状況にうんざりし我慢の限界にきているのだ。

民のかまどは賑いにけり

ことし1月早々にハイチ地震がおきる。wikipediaの記事では日本時間=13日6時53分マグニチュード (M) 7.0ので死者が20万人程に及ぶなど、近年スマトラ島沖地震に匹敵する大地震であった。

地震について考える 阪神淡路大震災からハイチ地震への道

そのあとチリ地震がおきた。チリ地震はまた1960年のあの三陸の津波を思いださせるなかテレビはオリンピックでマラソンの中継をしていたのだ。あのチリの鉱山事故もこの地震の影響があったのだろう。63人の鉱山労働者の救出は事故自体は不幸な事故だったが今年の数少ない明るい話題の一つだった。


写真で見るチリ コピアポ鉱山落盤事故救出劇

個人的チリ地震津波注意報

警報は空振りでよい

インターネット生中継Ustreamの実力

2010年12月31日 | ニュース
先日行われた宇多田ひかる氏のラストコンサートのUstream上の動画生中継を見た。
中継そのものは動画がカクカクしていたのでそんなものかとも思ったが、驚いたのはその音質である。日頃Youtubeなどの低レベルな音質になれきったせいかも知れないが低音、高音域ともにのびていて自分にはCD以上の音質に聞こえた。
私が注目したのはコンサートそのものではなく、インターネット上でのストリーミング放送の音質が圧縮音声ではなく限りなく生に近い音質だった点なのである。
これからこのようなインターネットを利用した中継が有料化とのせめぎ合いの中増えてゆくのだろう。
今日の大晦日の注目中継は三枝成彰氏のオフィシャルサイトで公開されている「ベートーヴェンは凄い!全交響曲連続演奏会2010 世界的巨匠ロリン・マゼールが満を持して登場! 80歳で挑む初の“振るマラソン”」-http://www.saegusa-s.co.jp/con101231.html
その音質は24bit 96kHzの高音質なのだそうだ。その他3D中継まで配信されるそうでインターネットの新しい動向が注目される。

2011年問題・IPアドレス枯渇

2010年12月29日 | ニュース
2011年といえば地デジ地デジと「うざい」くらい騒いでいるのだが、
それは置いといてそれ以上の危機が始まっているのをご存知だろうか。
まあインターネット上の話ではあるが。

インターネット上のアドレスはいままで32ビットの数字で管理されていた。
それが来年2011年3月で一杯になってしまうという。
つまりこれ以上は新しい住所を登録できない状況になったのだ。

この対策としてIPv6という新しい規格が作られアドレスが48ビットに拡大された。
つまり今までは何丁目何番ですんでいたのが何丁目何番何号まで必要になったということだ。だがその新しい規格への移行がうまくいっているとは思えないのだ。

ひとつにはハード上の問題、ルーターに配布されるIPアドレスの種別が変更になったことにより、ルーターの設定変更が必要になる。プロバイダによっては、IPv6対応のために、ルーターなどの買い替え、または、接続用アプリケーションの新規追加が必要になる場合がある。

またいままでのアプリケーションはIPv4を前提としているため使用できなくなるおそれがある。例えばメールソフトなどだが携帯などでサーバーがIPv6へ移行した場合にはアクセスすらできなくなるかも知れないのだ。

さらにはホームページやWebアプリケーションによっては大幅な変更をしなければいけなくなるなど問題が山積みなのになにも対策ができていないように思える。