tosiyorino_hitorigoto

年寄りの独り言

渡辺行政改革天下り

2009年01月13日 | 今日の問題
渡辺喜美議員の脱藩おめでとうございます。

彼の意見は官僚の天下りをやめさせるのではなく、渡りをやめさせることにある。しごくまっとうな事に対して正当な回答もできない。だらしない自民党を離れるのことは国民の代表としてはありうること、当然の行為である。

もともと各議員の投票を党が拘束すること自体、憲法違反行為であることは明白である。

天下りについてこんなことがある。

厚生省傘下の財団法人に日本障害者スポーツ協会というのがある。
その代表者はかの有名な北郷 勲夫もと社会保険庁長官その人です。役員 2人 有給専従 9人 有給非専従 3人こんな小さな組織である。元々障害者のスポーツ団体を集めてパラリンピックに出場させるための団体らしい。

平成20年度には北京パラリンピックということでさぞ活躍したことでしょうと、インターネットで探してみたがみあたりません。しかし今年度はあらたにJPCというJOCもどきの組織を立ち上げてそこの会長になっていました。彼みずから第二の天下り組織を作ったといえるのでしょうか。

ちなみに前のアテネパラリンピックの平成16年度の退職金が5千万円、全体の予算規模が3億2千万規模の団体でこんな退職金が支払われているとすればそれは犯罪行為、少なくとも障害者に対する裏切り行為である。今年度の会計はどうなるのでしょうか。

障害者は障害者自立支援法という悪法でくるしめられているのに、官僚は天下り、渡りを繰り返し甘い汁ばかり。

国民はいつになったら、国を信用信頼出来るようになるのでしょうか。