tosiyorino_hitorigoto

年寄りの独り言

菅直人首相を擁護する

2011年08月02日 | 東日本大震災
菅直人首相が四面楚歌の中政権運営を続けている。
短期政権リストの中には入りたくないので
9月まではいすわると思っていた。
彼のもとへまともな情報が上がっているとはおもえない。
閣僚官僚のサボタージュの中なぜ居座り続ける選択をしているのか。

もともとマスコミが一方向の情報を流すときには
まゆにツバしなければならない。
東京電力支援法案が今日にも可決されるという。
これで東京電力の存続と原子力損害賠償支援機構が賠償をおこなうという
スキームが出来上がることになる。
なんのことはない東京電力の賠償を免責して
電気料金に転嫁するという法律だ。
東電の西沢社長は汚染牛の賠償をするかという質問に
最後まで肯定することはなかった。

東京電力の損害賠償も500億円であとが続かない。
考えてみれば求償額の2分の1しか支払っていないのだから、
これ以上支払えるはずもない。
損害賠償の契約書をマスコミは報道しないが、
途方もない契約内容があるに違いない。

一方で菅直人首相の後継者は誰なのか。
民主党の6人組にせよ一番目だっている海江田経産相にせよ
財界と電力会社へ一辺倒である。
彼らが国民第一の政治をできるとは到底おもえない。
もし彼らが首相になったとき国民へは
増税、電気料金値上げがまっている。
福島や東日本はこのまま見捨てられるかもしれない。