刷毛塗りのどんぶり

ろくろコースのカリキュラムの 「どんぶり」 です。三重野さんの作品です。親御さんの看病などで1年間ほど休んでいた三重野さんが復帰されました。手びねりコースを終了してろくろコースに入り、端正な器が出来るようになっていましたので復帰されたのは嬉しい。ろくろ挽きで初めて作った 「どんぶり」 ですが上手に出来ています。内側に白化粧土を刷毛塗りしています。上品な作りになっています。優しさが出ています。これから寒くなります。温かなうどんやラーメンなどが美味しくいただけますね。


若い女性の生徒さんは結婚されて子育てや、仕事の合間に教室に来てくれる生徒さんたちが多くなりました。中高年の生徒さんはお仕事や、親御さんの看病、介護などで奔走されながらその合間に陶芸に来てくれます。女性はいつになっても大変だなと想うこの頃です。また女性のタフさにも驚かされます。本当に女性はみんなすごい！

皆さんに楽しく陶芸に親しんでいただけるように、もう少し優しく指導できればといつもいつも私は反省を繰り返してます。基本を覚えて欲しいと思う一念からついつい力が入ってしまいます。私は皆さんの作品に手を加えるようなことは一切しません。口だけで細かく丁寧に説明しています。教室のカリキュラムをこなすと、皆さんは自由に作品づくりをしています。私はアドバイスを一言二言する程度です。手持ち無沙汰になりますが、皆さんが作品をつくり上げて行く過程や出来上がった作品を見ていると楽しいです。総意工夫した素敵な作品になっています。皆さん、上手になっておられます。



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