くり貫き飾り

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手びねりの中級コースの最終過程は総括になるので、
「玉づくり」 と 「紐づくり」 を組み合わせて壷づくりをしますが、
数年前から好みの花器を作って貰うようにしてます。
桐木さんは、筒形に器を成形してから、胴体を丸く刳り貫いて
洒落た作品に仕上げています。飾りにするそうです。
土肌感を出し焼きもの風に仕上げています。
この作品は削りを行っていません。



素敵なインテリアになりますね。内側に筒を入れると
花器にもなります。緑色の湯呑みを入れて写真を撮りました。
お花を生けても映えますね。雰囲気も変わります。
楽しめる素敵な作品になりましたね。いいですね！

次回から、ろくろコースです。
「電動ろくろ」 の手法は 「手びねりの玉づくり」 と同じです。
これまで学んできた 「手びねりの玉づくり」 がろくろの基本です。

ただ、電動ろくろを行う場合は、二つのハードルがあります。
「菊練り」 と 「土殺し（芯出し）」 を覚えなければなりません。

そして、電動ろくろは回転体ですので慣れが必要になります。
基本を繰り返し練習して、ろくろの回転にも慣れるようにしましょう。
自動車の運転と同じです。車のハンドルとアクセルの操作と同じです。

毎日のように練習できれば短期間で上達しますが、
趣味では一ヶ月に１回か２回位しかろくろ挽きができません。
陶芸は、成形、削り、釉薬掛けの三つの工程が必要ですので、
週一ですと１年間に 20回ほどしかろくろの実習が出来ません。

ろくろも基本どおりに行えば早く上達します。
長く続けられます。急がずにじっくりと習得しましょう。
自動車教習場に通っていた頃を思い出して下さい。車の
免許を取ろう、ろくろも上手になろうという気持ちが大事です。

　＜窯焚き情報＞
本焼き作品を窯出ししました。 いい感じに焼き上がっています。
9月の作品の紹介が終わりましたら引き続きブログにアップします。


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先日も現金書留でご注文をいただきました。有り難うございました。
生徒さんもこの名著を時々読み返してね。復習になりますよ。
いいことが書いてあるよね！ 道理にかなった技法。それが陶芸です。
　
　　　　※ 令和 2年１月16日から
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