陶芸教室 夢工房あすか

大分市内にある陶芸教室のブログです。
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淡紅色のご飯茶碗/作品回顧展 No.60

2024-08-28 21:47:25 | 作品回顧展 シリーズ
 
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 ■ 淡紅色のご飯茶碗/作品回顧展 No.60

新作も焼き上がってますが引き続き回顧展を続けます。
今回もアルバムの No.31/134の作品です。
今回の作品は、花の二期生の木本さんのご飯茶碗。
電動ろくろできりっと上手に挽き上げています。
フォルムも上品で淡紅色の色合いが素敵なご飯茶碗です。
高台が小さめなのですが、バチ高台にして座りをよくしています。
バチ高台とは、外に向かって広がっている形状が
三味線を叩くときのバチに似てるので付けられた名称です。


 

 


この飯碗の淡いピンクがすごくいいですね。
このピンクは狙って出るものではないだけに憧れます。
窯の中で変化した窯変です。黒土にわら灰釉をかけてます。
白いご飯が美味しく食べれますね。何杯もご飯お代わりです。

この他に口縁を少し反らした朝顔型のご飯茶碗も作ってます。
次の作品です。これは黒土に左側が無貫入透明釉、右がわら灰釉です。
全てのご飯茶碗をコテを使わずに両手の中指で挽き上げています。
指の痕が見えますね。ろくろ目といいます。これも見所になります。
コテを使うと形も整い、比較的に楽に成形ができるのですが、教室では
道具を使わずに、両手の中指で体全体を使って挽き上げるように指導しています。


 


木本さんは非常にセンスのいい女生徒さんでした。
これまでにも作品をブログに何度もアップしてますが、
ブログのカテゴリーの「陶芸の基本(ろくろ編)」欄には、
池坊華道展に出品した大鉢をろくろ挽きしてる写真もあります。
見つけました。これです。 これ 、見て下さい!!(追記しました)
本人がその気になれば若手の女流陶芸家にもなれるのではないかと思う
ほどでした。趣味が多彩でしたので、いろいろと愉しんでいるようでした。
長く通ってくれましたが、何年か前に結婚して来られなくなりましたが、
作品は二人の食卓を賑わしてるのではないだろうか。このご飯茶碗も使ってるかな・・・。


この頃は開校して 3、4年目くらいですが熱心な女生徒さんが多かった。
ろくろコースへ進級する女生徒さんが多く、3台のろくろがいつも一杯でした。
入会者も多かった頃。新入会者が年間に 20人を超えるほどでした。とは言っても
そんなにレギュラーの生徒さんが多い教室でもないので、少数精鋭の教室と謳っているのです。
花のメンバーは、長く通ってくれた生徒さんや記憶に残る生徒さんたちです。

 <花の一期生:AHS111>
佐藤真紀さん、石志嶺さん、倉山さん、伊藤さん、前田さん、
松本さん、村井さん、榊さん、安藤さん、野田さん、岩田さん

 <花の二期生:AHS211>
木本さん、足立さん、東田さん(現:稲岡さん)、赤崎さん、神屋さん、
萩原さん、三上さん(男)、遠藤さん(男)、菊地さん、藤原(美)さん、三代さん(男)

 <花の三期生:AHS311>
佐藤(朋)さん、首藤さん、大久保さん(男)、浅野さん(男)、佐々木さん(男)、
伊藤日向子ちゃん、高橋知佐さん、幾竹めぐみさん、藤沢さん、二村さん

 <花の四期生:AHS411>
後藤さん、小嶋さん、三重野さん、古田さん(男)、古田さん(女)、恵良さん、
喜多川さん、武津春花さん、中村さん(男)、なかむら葉子さん、江島さん(男)

 <花の五期候補生(現在):AHS511>
桐木さん、衛藤さん、羽田さん、川野さん、佐藤(恵)さん、
都甲さん(男)、橋本さん(男)、淋さん(男)など


大分市内にある数少ない 陶芸教室 「夢工房あすか」 です。
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<補足> アマゾンで通信販売をしてる時に、クチコミに
嬉しいコメントをいただいていますので記載させていただきます。

「陶芸の最も基本的な所から、
比較的細かいポイントに焦点を合わせて紹介してあるので、
かゆい所に手が届くといった感覚で非常に役に立ちます。
少し学んだ経験がある人でも改めて得るものがあるのでは。
作品集もどれも素敵ですね。」


どなたか存じ上げませんが、ありがとうございます! 


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ただ、作陶の手順を易しくかみ砕いて記述しましましたが、
文章だけの説明ですので初心者の方には理解しづらいかも知れません。
初心者の方は最初は市販の参考書などを見られる方がよいかも知れません。
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それらの市販の参考書にはお薦めするようなものもないですが、
陶芸とはどんなものなのかを知ることが出来ます。

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「もう少しステップアップを図りたい」 「理に叶った陶芸をしたい」
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ブログにも 「手びねりとろくろ挽きの作陶の基本」 を開示しましたが、
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ブログのカテゴリーの 「陶芸の基本」 の記事も閲覧者が大変多くなっています。
このカテゴリーはブログのベスト閲覧シリーズになっています。
粘土細工的でないオーソドックスな陶芸が普及することを願っています。

因みに、最初から形を作りながら成型するやり方を「手捏ね(てごね)」といいます。
代表的なものに「楽茶碗」があります。伝統的な抹茶茶碗の作り方です。
このような作り方もありますが、現代の電動ろくろの手法とは異なります。
現代陶芸においては、電動ろくろと一貫する手びねり技法を学ぶようにしましょう。



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  自由に押せるといいのですがね・・・。教室の生徒さんも押せないので残念がっています。

 私のブログは陶芸ジャンルですので、Goo-ブロガーさんの訪問が少なく、
  多くても一日 20人くらいの感じですが、Goo-ブロガーさんからいただく “いいね” などの
リアクションは生徒さんたちの励みにもなっています。ありがとうございます!


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