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第十二章 : 日々を陶芸にゆだねること / 生きがい
手びねりの基礎コースでは、カリキュラムの四つ目の課程でお皿の作り方を教えている。玉づくりで成形する。陶芸もオーソドックスな手法を学ぶと、手びねりの玉づくりで電動ろくろで作ったような素敵なお皿が出来る。粘土細工的な作り方ではお皿は作れない。成形したお皿には、呉須や弁柄 (紅柄) で絵付けを行ってもらう。最近は、カラフルな下絵具やクレヨンでも絵付けを行ってもらっている。
〇〇 のおばさんは、若い頃は絵を描くのも好きだったそうだ。絵を習うか、陶芸を習うか迷ったようだ。
お皿も上手に作っていたが、お皿に描いた椿の絵には驚かされた。大胆な筆致で描いていた。こんなアートな才能が今まで何処に隠されていたのだろう。〇〇のおばさんは、隣りの家にも聞こえるような大きな明るい声でしゃべる。男性のシニアーの生徒さんが入会したばかりの頃に 「あの男のような人」 と言っていたのを思い出した。絵を描くような人には見えないのである。体の内には、これまでに見せる機会がなかった芸術的な遺伝子が潜在していたのである。これが出せるのが、セカンドライフなのだ。自分が今まで出来なかった面を充実させる時が来たのである。
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手びねりの中級コースを修了すると 「ろくろコース」 に進む人が多い。〇〇 のおばさんも直ぐにろくろコースに進んだ。
ろくろコースで最初に作った湯呑みにも絵を描いた。魯山人の名器 「椿文どんぶり」 の写真を見せたら、さりげなくさささぁ~っと一筆書きで魯山人風の椿絵を描いた。これがまた見事だった。何のてらいもなく趣のある素敵な絵である。この椿文の湯呑みは、その後も人気の器になって行った。湯呑みのろくろ目も躍動感があっていい。上手になるとこのろくろ目がなくなってくるのだが、それも惜しい。人為的ではない自然の 「ありのまま~」 がいい。
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ろくろコースでも、カリキュラムに沿って手びねりと同じ手法で湯呑み、小鉢、中鉢、中皿、大皿の挽き方を教える。同じ寸法のものを作るよりも色々な形の食器を作る方が楽しいだろう。陶芸を楽しんでほしい。そして生活に人生に役立ててほしい。
〇〇 のおばさんは、ろくろもみるみるうちに上手になってきた。ろくろでお皿も挽けるようになった。お皿にも絵付けをして幾何学的な模様を入れている。放射状に筆を飛ばして描いている。
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「これは道端に生えている雑草なんです」
「踏まれ強い雑草が好きなんです」
と言葉を噛み締めるように言っていた。
自分が歩んできた道のりを振り返るようでもあった。その器に、鉄赤という赤色の釉薬と、織部と言う緑色の釉薬を掛け分けていた。写真の 「草文様中鉢」 である。素敵な文様だ。釉薬の掛け分けもいい。
我が家の食卓にも、〇〇 のおばさんが作った草文様の片口中鉢が毎日のように登場する。生徒さんの作品展の時に家内が買ってきた器である。
陶芸は自分の成長が形やものとして残る。上達の度合いが分かるのが陶芸である。目の前にある器が成長を示している。そして、器には作り手の想いが込められている。
「陶芸が生き甲斐になりました!」 と
〇〇 のおばさんは満ち足りたように語っている。
生徒さんからこのように言われるのは嬉しい。
「学ぶとは」 自分を育てて行くことなのです。ライフワークに育っている。
丁寧に、そして優しく、時には厳しくも教えてきたことが実を結んでいる。
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☆ 自費出版 : 『生活にうるおいを与える食器づくり』
こういう本があるといい。こういう本が欲しかった。残りは僅か。
アマゾンの陶芸ベストセラーでNo.1 にランクされたこともある実用書。
アマゾンへは、こちら をクリック。定価は1,400円です。
リユース本には、5,000円のプレミアムも付いてます!!
完売御礼
☆ お陰さまで拙著が 10月末で完売しました ☆
尚、通販元によっては、在庫が1、2部ほど残ってるかも知れません。
又、手元には予備が 5部ほどありますので、ご希望の方は教室宛に
書籍代 1,400円と送料 200円を同封のうえご注文願います。
生徒さんも名著を読み返してね。復習になります。
いいことが書いてあるよね! 正統派です。
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第十二章 : 日々を陶芸にゆだねること / 生きがい
手びねりの基礎コースでは、カリキュラムの四つ目の課程でお皿の作り方を教えている。玉づくりで成形する。陶芸もオーソドックスな手法を学ぶと、手びねりの玉づくりで電動ろくろで作ったような素敵なお皿が出来る。粘土細工的な作り方ではお皿は作れない。成形したお皿には、呉須や弁柄 (紅柄) で絵付けを行ってもらう。最近は、カラフルな下絵具やクレヨンでも絵付けを行ってもらっている。
〇〇 のおばさんは、若い頃は絵を描くのも好きだったそうだ。絵を習うか、陶芸を習うか迷ったようだ。
お皿も上手に作っていたが、お皿に描いた椿の絵には驚かされた。大胆な筆致で描いていた。こんなアートな才能が今まで何処に隠されていたのだろう。〇〇のおばさんは、隣りの家にも聞こえるような大きな明るい声でしゃべる。男性のシニアーの生徒さんが入会したばかりの頃に 「あの男のような人」 と言っていたのを思い出した。絵を描くような人には見えないのである。体の内には、これまでに見せる機会がなかった芸術的な遺伝子が潜在していたのである。これが出せるのが、セカンドライフなのだ。自分が今まで出来なかった面を充実させる時が来たのである。
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手びねりの中級コースを修了すると 「ろくろコース」 に進む人が多い。〇〇 のおばさんも直ぐにろくろコースに進んだ。
ろくろコースで最初に作った湯呑みにも絵を描いた。魯山人の名器 「椿文どんぶり」 の写真を見せたら、さりげなくさささぁ~っと一筆書きで魯山人風の椿絵を描いた。これがまた見事だった。何のてらいもなく趣のある素敵な絵である。この椿文の湯呑みは、その後も人気の器になって行った。湯呑みのろくろ目も躍動感があっていい。上手になるとこのろくろ目がなくなってくるのだが、それも惜しい。人為的ではない自然の 「ありのまま~」 がいい。
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大分市内にある数少ない 陶芸教室 「夢工房あすか」 です。
意外にも近くにあるのに気付かない人たちが多いですが、
下記の教室案内をご覧下さい。陶芸を基礎からコツコツと学ぼ~う。
電動ろくろもスムーズに習得できます。
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