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器の下の輪っか状の所を陶芸では高台 (こうだい) と言います。
茶道の世界では、抹茶茶碗の高台が器の見所になります。
食器ではきれいに仕上げると器が引き立ちます。
手取り感も良くなります。
前回、「手びねりの削り」 の過程をアップしましたが、
削り終わった器は、こんな仕上がりになっています。
最初は、恵良さんが削っていた手びねりの飯碗と輪花小鉢、
そして、口縁を折り込んた 23㎝ 強の外径の大皿です。粗め土です。
端正な形に仕上げています。手取り感も良くなっています。
乾燥中の作品と素焼き後の品。
飯碗は形が朝顔型ですので、撥(バチ)高台になっています。
三味線を弾くバチのように外側に反った高台をバチ高台と言います。
また、ご飯茶碗の側面には、カキベラで削って松皮文様を施しています。
手びねりの削りは細工をこらせるので楽しいです。手づくり感が出せます。
次が、手びねりの基本を学んでいる江島さんが削った飯碗の高台です。乾燥中。
飯碗の形がお碗型なので、通常の筒型の輪高台 (わこうだい) にしています。
ご飯茶碗は小さな器ですが飯碗としてのフォルムがあります。
高台の径も小さいのです。高台の外径は人差し指と中指で挟める
サイズになります。口縁の直径の約 1/3 強の外径が目安になります。
そして、ご飯茶碗は手に持って使う器なので軽くしないといけないのです。
お二人のご飯茶碗はきちんとに削られていて軽さもあり手取り感がいいです。
お二人は前回のブログにアップしたように器を固定して回転を入れて削っています。
又、陶芸体験に来られた桐木さんも湯呑みを上手に削っていました。
最初の段階の削りですので、カキベラを手で前後に動かして削っています。
手びねりのこの削り方も楽しいです。彫刻でもやってる気分になります。
教室では体験でも、削りと釉薬掛けを自分で行ってもらっています。
削りや釉薬掛けを自分で行わないと講師や先生の作品になってしまいます。
削られたものが 「自分が作った器ではない」 と不満を漏らす男性も
いるようですが、削りまで行うと自分が作った作品と言えるのです。
削りも、釉薬掛けも結構手間と時間がかかるので、講師や先生に
行ってもらうようなケースでも感謝の気持ちは必要でしょう。
尚、「日々是好日」 の連載が終わりましたら、
「陶芸の成形の基本技法」 をブログに掲載して行きたいと思ってます。
今回や前回の記事や、写真なども記憶に留めておいて下さい。
皆さんの参考になるブログでありたいと思っています。
<参考ブログ記事と写真>
・ 2月5日の 「手びねりの技法」 ・・・ こちら
・ 2月15日の 「手びねりの削り」 ・・・ こちら
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☆ 教室案内 : https://blog.goo.ne.jp/asuka1
☆ 自費出版 : 『生活にうるおいを与える食器づくり』
こういう本があるといい。こういう本が欲しかった。残りは僅か。
アマゾンの陶芸ベストセラーでNo.1 にランクされたこともある実用書。
アマゾンへは、こちら をクリック。定価は1,400円です。
リユース本には、5,000円のプレミアムも付いてます!!
完売御礼
☆ お陰さまで拙著が 10月末で完売しました ☆
尚、通販元によっては、在庫が1、2部ほど残ってるかも知れません。
又、手元には予備が 5部ほどありますので、ご希望の方は教室宛に
書籍代 1,400円と送料 200円を同封のうえご注文願います。
生徒さんも名著を読み返してね。復習になります。
いいことが書いてあるよね! 正統派です。
※ 1月16日から 「いいね」 などの表示ボタンもアップしてみました。
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大分市内にある数少ない 陶芸教室 「夢工房あすか」 です。
意外にも近くにあるのに気付かない人たちが多いですが、
下記の教室案内をご覧下さい。陶芸を基礎からコツコツと学ぼ~う。
電動ろくろもスムーズに習得できます。
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