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ー 「陶芸」 が教えてくれる 15 のしあわせ ー
第十一章 : 今、ここにいること
教室を開いていると四季の移り変わりが早い。春夏秋冬と四季が変わり、そして、夏至と冬至の二至に、秋分と秋分の二分に、そして、それぞれの変わり目には立春と立夏、立秋、立冬の四立が来る。二至二分四立の八季へと季節は少しずつ変わって行く。
教室は夏は涼しく冬は暖かいので有り難い。春は窓を開けっぱなしにして、夏は冷房が入り涼しい、秋は日差しに暖かさを感じ、冬は暖房で寒さも忘れてしまう。高床式の住まいの 1階を教室に改装したが、壁には厚み 50㎜の断熱材をきっちりと入れたので保温が保たれてる。
教室も10年も過ぎるとカリキュラムを修了して自由に作陶する生徒さんが多くなった。私は指導に傾注してきたが、最近は生徒さんが成形した作品の管理に少し気を使う程度になった。成形後の作品は、プラスティックの衣裳ケースに入れて削りを待つている。土の乾きは四季によって早かったり遅かったりする。乾燥している冬は 5,6日で固くなる。梅雨時などは一週間経過しても柔らかい。生徒さんが削りやすいように乾き具合をチェックしている。こんなところに気を使っている教室も少ないだろう。
窯焚きは、素焼きを 2ヶ月に 3回ほど行い、本焼きを 2ヶ月に 2回ほど行っている。作品が多い時はさらに 1回ほど増える。かなり早いピッチで焼成をしている。電気窯のサイズは、私の教室にピッタリのサイズだった。教室用に作られた市販の電気窯である。気持ちがよいくらい最適な窯である。予備の窯も必要がなかった。電気容量が 12 kW、炉内の寸法が、幅、奥行き、高さが 650 × 450 × 520㎜ の上開きのシンポ製のマイコン付き電気窯である。
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それほど大きな窯でもないが 1台で済んでいる。生徒さんの作品焼成用の窯である。東京などの大都会の教室では、生徒さんも多いのでもう 1台は必要になるかも知れない。また、自分の作品も焼成するような場合にはもう 1台あった方がよいだろう。還元焼成をする場合にももう 1台あるとよいだろう。還元焼成の作品は焼き上がりが渋くなるので好きなのだが、深夜の割引電力を使用しているので還元焼成は行っていない。真夜中に起きて還元をかけるのがつらいのだ。
「日日是好日」 の連載も 33回になった。連載期間も長くなってきたので、おばさんの名前も 〇〇のおばさんに変えよう。長い間、名前を使わせてもらったことに謝意を表したい。これからは名前では演出しませんが、「日日是好日」 の主演者であることには変わりがない。樹木希林さんが映画で演じた 「武田のおばさん」 の役を引き続き演じてもらいます。
教室の生徒さんは、四季、八季を通して、土と親しみ、たわむれ、時には土と格闘をして楽しんでいる。どの生徒さんも上手になっている。〇〇のおばさんは、長い間お世話になった釣具店のお客さんに自作の器をあげて喜ばれている。
〇〇のおばさんは真面目な顔をして、
「自分が作った器をお客さんにあげると、トキハ百貨店で買ってきたんやろと言われるんです」
「私が作ったんですと、言っても信じてくれないんです」 とつぶやいている。
トキハ百貨店は大分県では知らない人がいない老舗のデパートである。東京で言えば三越みたいなデパートである。お客さんに器をあげるたびに言われるようだ。器用そうにもみえない〇〇のおばさんが作った器とは、誰しもちょっと信じがたいのかも知れない。驚くのが普通であろう。釣り人のおじさんたちの素直な感想だろう。そんな素敵な器を今も作り続けている。
食器は日々の生活を営んで行く上でなくてはならないものである。手づくりの器には作者の気持ちが反映される。ただの無機質の器でしかなかった食器が、気持ちが込められて生き物になっている。使っていても手作りの器には温もりを感じる。作り手の気持ちが伝わってくる。ほっとするひと時に出合う。
〇〇のおばさんは、「陶芸が生き甲斐になってます」 と、
繰り返すように言っている。毎日毎日をパワフルに動き
まわっている〇〇のおばさんの言葉には生活観がにじんでいる。
陶芸が、いな陶道が教えてくれるものは、「今を大切に」
「今に全力を尽くせ」 「そこに喜びが生まれる」
と言うことなのです。今を大事にすること、即ち、
今に最善を尽くすこと。それが 「日日是好日」 です。
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☆ 教室案内 : https://blog.goo.ne.jp/asuka1
☆ 自費出版 : 『生活にうるおいを与える食器づくり』
こういう本があるといい。こういう本が欲しかった。残りは僅か。
アマゾンの陶芸ベストセラーでNo.1 にランクされたこともある実用書。
アマゾンへは、こちら をクリック。定価は1,400円です。
リユース本には、5,000円のプレミアムも付いてます!!
完売御礼
☆ お陰さまで拙著が 10月末で完売しました ☆
尚、通販元によっては、在庫が1、2部ほど残ってるかも知れません。
又、手元には予備が 5部ほどありますので、ご希望の方は教室宛に
書籍代 1,400円と送料 200円を同封のうえご注文願います。
生徒さんも名著を読み返してね。復習になります。
いいことが書いてあるよね! 正統派です。
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ー 「陶芸」 が教えてくれる 15 のしあわせ ー
第十一章 : 今、ここにいること
教室を開いていると四季の移り変わりが早い。春夏秋冬と四季が変わり、そして、夏至と冬至の二至に、秋分と秋分の二分に、そして、それぞれの変わり目には立春と立夏、立秋、立冬の四立が来る。二至二分四立の八季へと季節は少しずつ変わって行く。
教室は夏は涼しく冬は暖かいので有り難い。春は窓を開けっぱなしにして、夏は冷房が入り涼しい、秋は日差しに暖かさを感じ、冬は暖房で寒さも忘れてしまう。高床式の住まいの 1階を教室に改装したが、壁には厚み 50㎜の断熱材をきっちりと入れたので保温が保たれてる。
教室も10年も過ぎるとカリキュラムを修了して自由に作陶する生徒さんが多くなった。私は指導に傾注してきたが、最近は生徒さんが成形した作品の管理に少し気を使う程度になった。成形後の作品は、プラスティックの衣裳ケースに入れて削りを待つている。土の乾きは四季によって早かったり遅かったりする。乾燥している冬は 5,6日で固くなる。梅雨時などは一週間経過しても柔らかい。生徒さんが削りやすいように乾き具合をチェックしている。こんなところに気を使っている教室も少ないだろう。
窯焚きは、素焼きを 2ヶ月に 3回ほど行い、本焼きを 2ヶ月に 2回ほど行っている。作品が多い時はさらに 1回ほど増える。かなり早いピッチで焼成をしている。電気窯のサイズは、私の教室にピッタリのサイズだった。教室用に作られた市販の電気窯である。気持ちがよいくらい最適な窯である。予備の窯も必要がなかった。電気容量が 12 kW、炉内の寸法が、幅、奥行き、高さが 650 × 450 × 520㎜ の上開きのシンポ製のマイコン付き電気窯である。
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それほど大きな窯でもないが 1台で済んでいる。生徒さんの作品焼成用の窯である。東京などの大都会の教室では、生徒さんも多いのでもう 1台は必要になるかも知れない。また、自分の作品も焼成するような場合にはもう 1台あった方がよいだろう。還元焼成をする場合にももう 1台あるとよいだろう。還元焼成の作品は焼き上がりが渋くなるので好きなのだが、深夜の割引電力を使用しているので還元焼成は行っていない。真夜中に起きて還元をかけるのがつらいのだ。
「日日是好日」 の連載も 33回になった。連載期間も長くなってきたので、おばさんの名前も 〇〇のおばさんに変えよう。長い間、名前を使わせてもらったことに謝意を表したい。これからは名前では演出しませんが、「日日是好日」 の主演者であることには変わりがない。樹木希林さんが映画で演じた 「武田のおばさん」 の役を引き続き演じてもらいます。
教室の生徒さんは、四季、八季を通して、土と親しみ、たわむれ、時には土と格闘をして楽しんでいる。どの生徒さんも上手になっている。〇〇のおばさんは、長い間お世話になった釣具店のお客さんに自作の器をあげて喜ばれている。
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〇〇のおばさんは、「陶芸が生き甲斐になってます」 と、
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陶芸が、いな陶道が教えてくれるものは、「今を大切に」
「今に全力を尽くせ」 「そこに喜びが生まれる」
と言うことなのです。今を大事にすること、即ち、
今に最善を尽くすこと。それが 「日日是好日」 です。
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大分市内にある数少ない 陶芸教室 「夢工房あすか」 です。
意外にも近くにあるのに気付かない人たちが多いですが、
下記の教室案内をご覧下さい。陶芸を基礎からコツコツと学ぼ~う。
電動ろくろもスムーズに習得できます。
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☆ 教室案内 : https://blog.goo.ne.jp/asuka1
☆ 自費出版 : 『生活にうるおいを与える食器づくり』
こういう本があるといい。こういう本が欲しかった。残りは僅か。
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☆ お陰さまで拙著が 10月末で完売しました ☆
尚、通販元によっては、在庫が1、2部ほど残ってるかも知れません。
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書籍代 1,400円と送料 200円を同封のうえご注文願います。
生徒さんも名著を読み返してね。復習になります。
いいことが書いてあるよね! 正統派です。
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