本日の小諸は最低気温19℃、最高気温25℃。10月としては異様な暑さでした。明日から一転して秋本来の気温に戻り、夜には5℃近くまで下がりそうです。
9月末に冷え込んだ時もそうでしたが、急激に気温が下がると野菜の葉が傷んでしまうことがあり、ちょっと気がかりです。
さて、10月に入り、今年も小麦の播種を始めました。
我が家では長野県の地粉によく用いられる中力品種のシラネコムギを作っています。
6日に播いた最初の分が、昨日からちらほらと発芽し始め、今日見てみると2cm程の長さに伸びていました。
小麦は極めて乾燥に強い作物で、土中に残る僅かな水分だけでも芽を出します。かれこれ3週間余り、ろくに降雨が無い条件下でしたが、無潅水でも難なく発芽してくれました。
標高約800mの当地は、厳寒期の2月にマイナス15℃辺りまで凍てつきます。人間には過酷な寒さですが、小麦は10数cm程の背丈で耐え忍び、他の冬草達と共に春の到来を待ちます。