とやざき農園日誌

浅間山麓(長野県小諸市)で自然農法による農業を行っています
肥料や農薬を施さず自然の養分循環の中で野菜を育てています

夏日

2020年05月02日 | 日記
4月の低温から打って変わって、5月は猛暑と共にスタート。本日は風があったので体感的には昨日より幾分楽でしたが、帰宅して気温実況を確認したところ、最高気温がほぼ30℃でした。浅間山の雪も残り僅かに。


5月初旬は一年で最も乾燥する時期です。強い陽射しに晒されて、通路のひび割れ粘土が白い粉を吹いていました。地下水によって運ばれたカルシウムなどのミネラル類(塩類)が、土壌水分の蒸発によって析出したものと思われます。いわゆる塩害ですが、アルカリ土壌に耐性のあるタデは、平然と芽吹いていました。


畑土壌においては、アルカリ性のミネラル類と、酸性の腐植とを均衡させ、野菜が生育しやすい弱酸性(pH6.5程度)を保つ必要があります。草を抑え過ぎると、腐植の源である有機物(炭素化合物)が不足して、土壌がアルカリ化(粘土化)しやすくなるため、炭素量の多いブタクサの茎などを敷き草として活用しています。
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