1月18日のクエン酸水による花崗岩粉末溶解実験では、60分でpH0.2程度の上昇が見られた。この実験は、雨水中の炭酸や植物が出す有機酸を想定し、酸性水による花崗岩溶解を確かめる目的で行ったものであったが、現地調査により地下水は弱アルカリ性であることが分かっている。そこで、地下水にミネラルが溶け込む仕組みをより正確に掴むため、今回は中性(ph7.0)以上の水に対して花崗岩がどのように反応するか確認してみる。
<実験A:中性の水(pH6.99)による花崗岩の溶解>
(1時間20分後)7.03(5時間後)7.18(8時間後)7.28(10時間後)7.36
(15時間後)7.44(24時間後)7.58(48時間後)7.64
※冬場の畑地下水と同程度のpHに到達
酸によって花崗岩溶解が早まるのは確かであるが、今回の実験から、中和され酸が消えている土壌深部においても、水さえ存在すれば花崗岩の溶解が進行することが分かった。
<実験A:中性の水(pH6.99)による花崗岩の溶解>
(1時間20分後)7.03(5時間後)7.18(8時間後)7.28(10時間後)7.36
(15時間後)7.44(24時間後)7.58(48時間後)7.64
※冬場の畑地下水と同程度のpHに到達
酸によって花崗岩溶解が早まるのは確かであるが、今回の実験から、中和され酸が消えている土壌深部においても、水さえ存在すれば花崗岩の溶解が進行することが分かった。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます