思いつくまま感じるまま。

身辺雑記です。
何でもありの記録
HN天道(てんとう)

数をこなす

2007年11月05日 | Weblog
川柳初心者への助言は、とにかくたくさん作ってみる事だそうだ。

   預言者のような宇宙戦艦ヤマト

   寝る時間なにゆえ時間に縛られる

   おねだりのママはアルコール依存症

   人類のあすを憂える卑小な僕

   出来るのか女が女を棄てるなんて

   市の後援受けて劇団引き締まる

   ミカンなど買い込むときは妻不調

   

   
  

  

こんな話もある

2007年11月04日 | Weblog
先日、カラオケ店で私と同年配の女性がこんな話をしていた。

彼女の母親はもうすぐ100歳になるのだそうだが、遠隔地で元気にひとりでマンションに住んでいた。
ところが最近すこし認知症気味でひとりで住まわせておくのが不安になり、兄が有料の老人ホームに入ってもらうことにして、老人ホームで元気に過ごしているという。
とにかく設備の整った至れり尽くせりの老人ホームらしい。
母親も気に入って機嫌よく過ごしているらしい。

この老人ホーム、入居に際して1500万円を支払い、毎月の費用が40万円だそうだ。
しかも、最初の1500万円は一定の年限分でその時期がきたら更に追加料金を支払うことになるという。
母親は訪問する家族に「いつ迎えにきてくれるの?」といって、その老人ホームには遊びに行っているつもりの様子だという。

そして彼女が住んでいたマンションの家具から着物から所持品全て残したものを兄が近所の友達だった人達を集めて「欲しいものがあったら持っていってください」と声をかけたそうだ。

一日で殆ど全てなくなってしまったとか。
部屋のカーテンまでも。
妹である彼女はあきれていた。
彼女には声も掛けてくれなかったそうだ。
彼女にしてみれば、母親との思い出の品物なんかを引き取りたかったようだ。

そして彼女の兄は母親の家財を引き取ってくれた人達を、温泉一泊旅行に招待して連れて行ったそうだ。
彼女はその神経が分らんと言っていた。

兄にしてみればマンションを処分するのに家財が邪魔だったという理由なのだろう。

兄は「今後あんまり長生きしてもらってもねえ」といっているとか。


川柳

2007年11月04日 | Weblog

 ふたり居て互いを邪魔に思うとき

 理性では抑制効かぬ人口爆発

 勲章はほんとに冥土の土産やなあ

 心では何度も恋をしています

 裸婦の前立ち止まる勇気絵画展

 踊る人技術よりも若さに脱帽 

虎落笛

2007年11月03日 | Weblog
渥美二郎の新曲の題名です。
「虎落」は「もがり」と読むそうです。
「よがり」とは読まないでください。
竹垣のことだそうで、それに冷たい風が当たって「ヒューツ」と鳴るのを「もがりぶえ」というのだそうです。

従って曲も悲しげな寂しげな男の歌です。
好きな女と自ら別れる、女の幸せのために身を引くという、最近ではあまり聞かない少し古臭い男の歌です。

最近の渥美二郎の歌にはなぜか波長が合うような親近感を覚えます。
この歌覚えるためにリピート状態で流し続けています。
あと2,3日で歌えるようになるかも。

Cockroach

2007年11月02日 | Weblog
「ああっ、早くっ」
「きゃあ~っ」
「えいっ」
「グシャグシャッ」

最後の「グシャグシャッ」は紙をぐしゃぐしゃに丸める音です。
女房が捕獲しました、ゴキブリです。
平生はどちらかといえばトロイ女房ですが、ゴキブリを見つけたときの勢いとスピードは凄いものがあります。
「私の腕はまだ鈍ってない」
と顔を紅潮させて誇らしげに言います。
ゴキブリを見つけたらほぼ完璧に殺します。

「テーブルの上に何か大事な書類置いてなかった?」
「ゴキブリを捕まえるときに何かの紙を掴んで一緒に丸めて捨てたよ」
と言います。

年に一度くらいはどこから現れるのか、突然出現します。
が女房に見つかったら殆ど命はありません。
我が家を訪問したのが不幸でした。

川柳(のつもり)

2007年11月01日 | Weblog

 お小遣いもらう人生はや40年

 還暦にやっと持てたとルイビトン

 女らはいつでも楽しげであるな

 腹帯って今の若い子もそう言うの

 そんな気にさせてくれるな恋人役

 アメリカはチェッというかも油切れ

 世の中はギブアンドテイク心せよ

 夫逝き翼広げて趣味の会

 出て来いよ無聊をかこつ暇あれば

 暫くは騙されていよう甘いことば

 妻の多弁馬耳東風のツケまわる

 暗き日に灯りもつけずもの思う

 言ってくれ老人なんだ大志を捨てよ

 電話ベルたまには俺にもかかって来い。

ハロウイン

2007年11月01日 | Weblog
英会話サークルでこの時期話題になるのが10月31日「ハロウイン」だ。
日本の「お盆」のようなもので欧米では有名だそうだ。

今日の英会話で「ジャコランタン」のことが紹介されていた。
例のカボチャのお化けだ。
ジャックのためのランタンという程度の意味なのだろう。

ジャックは賢い男だが怠け者。
そのジャックが悪魔をトリックにかけて騙したために、天国にも地獄にも行けなくなり、地獄周辺の暗闇をウロウロするハメになる。
可愛そうに思った悪魔がジャックが道を照らせるようにとカボチャで出来たランタンを与えたという話だ。
天国に行けないのは分るが、地獄に行くことさえ拒否されるのが面白い。
行き場が無い、ということは一番つらいことなのかもしれない。
悪魔にも同情されるほどのことなのだろう。

何故かそういう奴って身の回りにたくさんいるような、自分自身もジャックのような生き方をしているような、何か不思議な親近感を抱かせる話だ。
ケルトの昔からの歴史の重み、人の生き方への含蓄ある教訓とも言える。