宮古on Web「宮古伝言板」後のコーケやんブログ

2011.6.1~。大津波、宮古市、鍬ヶ崎復興計画。陸中宮古への硬派のオマージュ。 藤田幸右(ふじたこうすけ) 管理人

気象庁の不誠実(かばさわさんコメントより)

2012年05月14日 | データ、転載など

津波もまた人災だった (かばさわ)

  2012-04-07



: 311以降、疑問視していた事が、ようやく解けた。
原発人災事故を含め、津波災害も実は人災であった。
〔重大疑惑・NEWS〕☆ 自民党の小野寺五典衆院議員 3月3日 仙台での集会で「気象庁の津波予報のおかげで、多くの人が死にました」と、(あらためて)証言/ 沖合いのGPS波浪計 4m 超え計測。経験測から沿岸では最大20mを超える大津波に。「このデータを無視したんです。何で無視したか知ってますか? 沖合いの津波計(GPS波浪計)を設置したのは、国土交通省の港湾局。津波の予報を出したのは、国土交通省の気象庁。役所違うからダメだと」/◎ 出された津波速報は宮城県6メートル 大川小の子どもたちを殺したのは気象庁:

~気象庁 「絆」で隠す 己が罪~






311の人災面;気象庁の不誠実 (かばさん)

  2012-05-10



私は、先日、311の大災害は、人的原因も大きいと指摘。
同様の発言が、中部大の武田教授によりなされています。以下に紹介:::;

人災としての震災・事故(1) 災害を生んだ気象庁マグニチュードとその後の不誠実

2011年3月11日に起こった東日本大震災で、気象庁は最初、地震の大きさを示すマグニチュードを7.9と発表しました。7.9というのはかなり大きい地震という程度ですから、この発表を聞いて安心した人も多かったでしょう。

もともとマグニチュードを発表するというのは、学問だけで必要な数字ではなく、一般の人が知ることによって地震の大きさを知り、それによって避難するべきかなどを考える参考になるからです。地震が起こった直後は、正確な数字が必要であることは言うまでもありません。

それが大きく違っていたのですから大変なことですし、事実、津波の予測は最初の方のマグニチュードを参考にして計算されましたので、やや小さめの数値がでていました。それで命を落とされた人が多いことをかんがえると、私たちはこの問題をいい加減にしておいてはいけないと思うべきでしょう。

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追記;
「がんばれ」、「絆」を叫ぶことも必要ですが、
他方で当事者の責任追及も怠っては、なりません。
さもないと制度の改良がすすみません。
広島・長崎・福竜丸事件の責任を追及しないと、
今回の放射線被害もうやむやになるでしょう。
漫画「はだしのゲン」はいまなお必読の書です。





大津波データ活用せず 気象庁「想定外」で過小予測

  2012/05/13(web 岩手日報)




  東日本大震災で、東京大地震研究所が釜石沖に設置した海底水圧計2機(TM1、TM2)が、地震発生約15分後に大きな海面変動を捉えていたことが分かった。巨大津波の襲来を予告する貴重なデータだったが、気象庁はこれを活用せず、現実を大きく下回る津波の予想高さを襲来直前まで維持。結果的に「津波は防潮堤を越えない」などと誤認し、逃げ遅れた人が多発した。関係者からは、国内外の機関と連携した津波予測の高度化を求める声が上がっている。



 釜石沖の海底水圧計は、午後2時46分の地震発生直後からじわじわと海面が上昇する様子を捉え、沖側の「TM1」が午後3時、陸側の「TM2」が同3時4分にそれぞれ高さ約5メートルの急激な海面上昇を記録した。
 津波は水深が浅くなるほど高さを増すため、水深1千メートルを超す沖合で5メートルの海面変動を記録したことは、海岸に10メートルを超す大津波が押し寄せる可能性があることを示していた。
 仙台沖約600キロに米国海洋大気局(NOAA)が設置した海底水圧計「DART」も、地震の27分後に観測史上最大の水面変動2・15メートルを観測したが、気象庁はこのデータも活用していなかった。











コメント (2)
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