チェルノブイリ、福島第 1 原発、六ヶ所村再処理工場
チェルノブイリ原発のロシア軍の軍事攻撃による電源喪失は原発自体は稼働していないものの、使用済み核燃料の保管中、そして他所の分も含め再処理事業も進んでいるかもしれない、核戦争を予感させる。その後ベラルーシからの電力供給を受けたとか、しかし再攻撃でまだまだ危険な状態とか、一方で、国際機関のIAEAの楽観的見解だとか、原子力規制委員会更田委員長が昔の事故から大分経っているから大丈夫だなどと── 虚実混迷を続けている。
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福島第1原発では 3/16 地震で2号機の使用済み核燃料プールから水があふれる。
日本経済新聞(2022.3.18)
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六ヶ所村の日本原燃再処理工場は?
戦争・テロの人為的事故/地震、災害などの天災事故の危険性
六ケ所再処理工場の使用済燃料プールについてもし電源喪失になった場合について調べてみました。
プールの平面図と正面図を添付します。
電源が喪失し冷却水が沸騰し,水位が低下してき,使用済燃料が露出すると
もう近寄ることが困難になります。
水位が低下すると,露出した燃料の溶融が開始されます。こうなると燃料さや管のジルコニウムと酸素,水が反応し激しく発熱し急速に水が失われ空焚きになり
燃料のメルとダウンが起こり,放射能の大量放出になるはずです。
── 三陸の海・岩手の会 mlist「チェルノブイリ原発電源喪失、使用済み燃料プールが危険」(永田文夫氏 2022.3.10)より部分引用
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