藤田幸右 facebook より アーカイブス <4>
オムニバス キャンペーン
待ったなし「消費税は廃止!」
10月7日
(10) 棄権者層に刺さるスローガン
消費税「減税」は棄権層の複雑な政治意識に刺(さ)さるはずがない。「減税」は政治の道具になっている。単なる倹約、少しばかり軽くなる税金のイメージ、棄権者層の関心が動くことはない。
しかし、棄権有権者は「消費税は廃止」のスローガンによって「え、消費税は廃止できるんだ!」の思いに目覚める。それを伝えるのが政治の役割だ。政治・経済改革の身近なビジョンが広く訴えられていることが分かるはずだ…
棄権有権者層だけではない、「廃止」は、政治的無関心層、ロストジェネレーション層、中小零細企業経営者、非正規労働者などの底辺労働者のデフレ経済の束縛からの脱却だ。「れいわ」の選挙からは、山本代表の演説から、立候補(予定)者から、ボランティアから、ポスターから、チラシから、政治・経済・社会イノベーションの本気度が見えている。 ── 分け入っても分け入っても青い山
2014 衆議院議員(比例区)データ
※ 棄権者人数のデータ表は、見慣れて、いささか古いが、傾向レベルは変わっていない。数字をじっくり数えるところから始めよう。いつも後ろ指を指されているが、棄権者を遠ざけているのは政治の方だ。
10月9日
(11)山本太郎氏 選挙区出馬!
10月9日
(12)東京8区問題。決裂の気配はこのころからあった。
政策の一致なしに(あるいは政策の歩み寄りなしに)野党共闘の形だけの一本化とか、一対一の対決とか、そんなものはあり得ない。
●【消費税減税研究会シンポジウム(1)】2021.5.31ニコニコ動画
とにかくダサいとしか言いようのないシンポジウムであった。馬淵共同代表が得々として消費税減税をいう。いや、思想も新味もないエビデンスを並び立てるだけ。結論は10%と0%の中心をとって5%の消費税提言なそうだ。なんのこっちゃ? その横で山本共同代表が(終始マスクをしてるからよくはわからないが)苦虫を食ったような渋い表情。言葉も腰も落ち着かない別人のようなれいわ新選組代表だ。もう一人の鈴木某パネリストは、福祉・社会保障専門の学者らしいが面白い提言を合間合間に入れるもののそれぞれのレンジが長くは続かない。司会の方の鈴木氏は完全な評論家。問題点、争点の誘導もナッシング!何んにもない。
馬淵氏の視界には永田町しか入っていない。だからその界隈にどうにか話題になりそうな「減税」や「5%」なのだ。有権者はそこに何も魅力を感じないのに自分の視野の狭さだけで立場を作っている。頼みの立憲枝野も玉木国民も耳を貸そうとはしないであろう。なぜか? 馬淵氏が組もうとしているのが「れいわ」の山本太郎だからだ。山本はもともと「廃止」主義、必ずそこに立ち返ることを彼らは知っている。知らないのは共同代表の馬淵氏だけだ。
山本氏は「野党が楽々減税で一致することを期待する」「楽々その点で共闘を組むことが前提」などと訳のわからないことを言い出して盛んに会場を煙に巻こうとしている。シンポジウムみたいな場所や個別の事情がある場合では「廃止」を生で固執することは危険なことがある。そのような時「減税」または「5%」の共通スローガンへの妥協は当たり前なことなのだ。──と言いたいのだ。空回りをしないで下さいよ、そんな瑣末は支持者は誰でも分かってますよ。逆ですよ!太郎さん。シンポジウムの大事では丁寧な「廃止」の説明以外はないでしょう。ここでは!
山本太郎=「れいわ」が時々迷う自制的停滞はどこから来るのか? はっきりは分からない。山本氏が永田町の論理に未練があって、なんとか野党共闘と繋がっていたいということが彼の言葉を濁しているのか。もう一つは彼の支持者、彼のサポーターから「廃止」の掛け声、「廃止」の根拠、「廃止」の効果が増幅して伝わってこないという焦りであるのか。それは、いずれも、われわれサポーター側の問題である。
10月10日
(13)東京8区問題。決裂の気配はこのころからあった。
政策の一致なしに(あるいは政策の歩み寄りなしに)野党共闘の形だけの一本化とか、一対一の対決とか、そんなものはあり得ない。政策の一本化?与党野党の二者択一?そんなもの有権者は望んでいない。
●【消費税減税研究会シンポジウム(2)】2021.5.31ニコニコ動画
自公維新に対抗する野党の塊(かたまり)を作ることが結論である。消費税5%減税が野党を結ぶ団結の糸になるのか?なりえない、衆議院選挙の争点にさえならないのではないか?「れいわ」は早々とこの輪から抜け出して、独自の選挙公約と各自の選挙活動を確認して前に進むべきだ。「消費税は廃止」がスタートだ!
シンポジウムの感想を(2)として書こうとしたが特に目立って押し出すマターもない。馬淵氏の代替え財源論も法人税の引き上げ、所得税の累進課税などありきたりで目新しいものはなかった。2段階減税論もよくわからない。
財政破綻論について馬淵氏は財務官僚の「負けないぜい(税)」を披露して座を白けさせた。山本氏は財政の国債発行200兆円のコロナ対策費でもインフレ率2%未満の数字と披露したがそれが給付金であるのかどうか?配分根拠などは示さなかった。「れいわ」財政論は、もはや一般論だけでは押し切れないところに来ている。「れいわ」の喫緊の課題だ。使い道を示せ!
学習院大学の鈴木教授は、国策としての社会保障行政の財源はほとんど保険、保険税で賄われる仕組みになっているので意味的には消費税は役に立っていないという。「消費税は福祉目的税」というのはウソだという正論を随所で強調した。もう少し長いスパンで話を聞きたかった。
よかったことは、視聴者からのアンケート回答で「減税」を寄せ付けず、消費税「廃止」が断トツの1位 81%という発表だった。山本太郎のマスクが外された瞬間であった!(内輪のアンケートとしても意味があることだ)
(トピックス 5)10月11日
(1/3) 東京8区は民主主義の危機。
25歳以上であれば誰でも立候補できる。立候補を断念させるどんな説得も憲法違反だ。有権者は吉田はるみ、山本太郎、その他候補者の政策を聞く権利がある。それが民主主義だ。
(2/3) 被害妄想はやめ!石原伸晃に負ける?負ける前提ではダメだ。
「吉田はるみ」候補で勝てる。「山本太郎」候補でも勝てる。共産党の候補でも勝てる。だれが立候補してもOKだ。東京8区は野党が当確!
(3/3) 名門8区でお互いしのぎを削って戦えば野党候補が必ず当選する!強く戦った彼に(彼女に)政治を任せられる。本当のノーサイドだ。
弱気で、一区一人でなければ…とした野党幹部の責任は大きい。
(トピックス 6)10月12日
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