【速報】南海トラフ巨大地震 30年以内の発生確率「70%から80%」→「80%程度」に引き上げ 地震調査委員会
政府の地震調査委員会は、南海トラフ巨大地震の今後30年以内の発生確率についてこれまで「70%から80%」としていたものを「80%程度」に引き上げました。
地震調査委員会は、プレートの境界や活断層で起きる地震の発生確率を毎年、更新していて、先ほど、今年の計算結果を発表しました。 このうち、南海トラフ巨大地震の今後30年以内の発生確率について、去年(2024年)まで「70%から80%」としていましたが、「80%程度」に引き上げました。 これについて、地震調査委員会は「想定された地震が発生しない限り、発生確率は時間の経過とともに高くなる傾向にある。発生する可能性が急に増したわけではなく、おとといや去年8月に日向灘で地震が発生したこととも関係がない」と説明しています。 そのうえで、平田直委員長は「80%程度というのは、いつ地震が起きても不思議はないという数字だ。引き続き、いつ地震が起きてもいいように備えていただきたい」と述べました。(以上)
※ 30年以内の80%発生確率とは、37.5年に1度の発生確率ともいえます。
https://blog.goo.ne.jp/traum2011/e/b2c626394b606e35c784d52481f9a823
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(管理者コメント)1月13日に宮崎県で発生した震度5弱の地震について気象庁ならびに政府の地震調査委員会は警報、地震発生確率などについて(実は)それぞれの評価、警報変更などを発表している。それぞれという点もそうであるが、警報の出し方、地震評価の方法、変更、また地震発生確率の根拠など新聞記事、テレビニュースなどは慎重に読み解きたい。
以下の<参考>を参照のこと
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<参考> 気象庁
日本経済新聞(2025.1.15)
「警戒」「注意」そして「調査終了」。そして「1週間は警戒を」、そしてそして「いつ怒ってもおかしくない…一つの契機にしてもらえればありがたい」と締めくくった。これでは記事も気象庁、防災相の見解もわからない
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<参考> 政府の地震調査委員会
日本経済新聞(2025.1.16)
「1年たてば1%程度上昇する。急激に確率が高まったわけではない…」。おいおい、そんないい加減なことでいいのかい? 言っていることが「日頃の地震への備えをどうぞ」としか聞こえない