ここだけ異質な壁は防潮堤崩壊の始まりでは?
岩手県宮古市日立浜地区
プレキャスト工法として標準化された工法をとっていながら、曲がり角 地、陸閘位置 地の他にもこのような理解不可能な工事箇所 地がところどころにある。どんな理由なのか説明がないばかりか外からの観察では左右のプレキャスト工法とは異質で、不気味なだけでなく明らかに危険な状態である。
岩手県宮古市日立浜の防潮堤、不気味か所(2017.2.24)
鍬ヶ崎地区、日立浜地区防潮堤工程表(岩手県・宮古土木センター)
住民に計(はか)る事もなく、説明する事もなく岩手県は設計図を思うように変更してきた。今回の写真の不気味な壁の場所は初めに計画されていた陸閘の位置の場所である。その後、上図のように陸閘の位置は⑦の位置に変更されたが最初の位置の後始末工事自体は標準的スペックには変更されなかったようだ。前後左右の工法とは似ても似つかないごまかしの手抜き工事のように見える。空いた所を塞いでただ塗り重ねたような…
※ 陸閘の位置の変更について 位置も大きさも修正も県の独善的決定。それぞれの陸閘に口をきく人がいて差配したとしか思えない。住民の意見は無視。聞かれもしなかった… (フェイスブック @KUWAGASAKI より)
地下に基礎鋼管杭もありやなしや? おそらくないのでは?と思う。常時観察しているわけではないがスパン(ユニット)ごとに入っている心棒鋼管も入っていないと思う。ふわっと鉄筋コンクリートの壁を置いた構造ではないのか? 津波は簡単にこの壁を突き破るのではないのか。