昆布が美味い

羅臼の昆布漁を見た時にスタートしたblogです。昆布のダシのように、人生の旅にも味付けをしたい。旅を中心に纏めています。

沙羅の木(ナツツバキ)…県立有馬富士公園

2016-07-06 | 自然界

 

新聞に、夏椿が公園で咲いているというので、さっそく有馬富士公園に出かけました。

 

アジサイなどの仲間のノリウツギが咲いていた。野性味のあるカナブンですね。

 

純白の大きな萼花は、眩しいくらいです。 

 

アベリアの紅色です。白よりも目を惹きつける。

和名はコツクバネウツギ(紅)普通は白が多いですが、公園で植栽されたか…。

 

さて今回の目的であったナツツバキ(夏椿)、わが国では沙羅の木ですが、インドでの原種のサラの木は、ラワン材の一つです。

 祇園精舎の鐘の声・諸行無常の響きあり

 沙羅双樹の花の色・盛者必衰の理をあらわす。

 驕れるものも久しからず・ただ春の夜の夢の如し

とか…。

この広い公園で、その群生を探すというと、現地の係員が毒蛇マムシが時々出没するあたりだと言って、お勧めではなかった。

 

公園の中で、入口近くの2本のサラが花開いていた。その花で満足しようと思った。

 沙羅の花は、嫋々とした花弁を持ち、白が優雅な雰囲気を示す。まさに夏に咲く椿ですね。

 

この花弁の皺が、ますます華やかさを示すようです。 カナブンが頭を突っ込む。

 

蟻が覗いている。

右には昨年の花の萼が見えている。

まるで先の鋭い銛のように天を衝く。これって痛い錐の先ですね。 蕾は真ん丸ですね。

 

花芯だけ見れば、これは椿ですね。

 

樹高は7-8mはある。上から下まで適当に花がつく。 

 

根元に落ちる花弁は、ヤブ椿の花のように、花弁がばらばらにならずに、落下する。

 

公園にあった 斑入りのアベリアは紅色の花です。

 

捩じ花が、まさにねじれて花開く。 らせん階段です。