ドライブを楽しむ旅。
♪丹波篠山 山がのサルが 花のお江戸で 芝居する♪
デカンショ節で唄われる丹波篠山の街は、京都から西国に下るのに、ここを通過して、播州平野に出る街道がある。現在の国道372号線である。
源義経が、京都から出て、平家を追討すべく、須磨一の谷に向かったのもこの街道である。
戦国時代には、この辺りは明智光秀の所領であった。
丹波栗も丹波の黒豆も、ここが原産地である。
歴史的には、全国区の城下町です。この地方の人々は、天下の行く方を知る剛毅な気風が今も残る。
民謡「デカンショ節」は300番まであるという。「日本遺産」に認定された。
歴史の流れは、古代から文化の伝承街道として、仏教の伝播も早かった。古刹、名刹の十五ヵ寺巡りのコースも出来上がった。