昆布が美味い

羅臼の昆布漁を見た時にスタートしたblogです。昆布のダシのように、人生の旅にも味付けをしたい。旅を中心に纏めています。

ネパール紀行Digest07

2014-09-20 | 海外旅行
引き続き、シャカ族の地域を観光します。
街中の広場に、仏を讃える仏塔が多い。赤の色素は尊敬を示す色で、祝福をもたらすと言う。
皆さんが祈るたびに色を付けて行く。金属の水杯が並ぶ。




天にも届くほどの仏塔の装飾が凄い。




空間の無を嫌うように隙間なく仏がいる。



シャカ族の信仰の中心になる中庭の広場がある。
ここには皮の靴を履いてはいけないと言うので、裸足になる。
 誰かがビニールはどうかと聞くと、それはOKになる。
時間が来ると、坊さんが出勤するので、中庭を空けて周囲の回廊に移動する。
 10歳くらいのお坊さんが、鐘の音を前立にして、すたすたと青い扉の中にはいっていった。
そして奥で経を読んでいるようだった。



少しは名の知れたネパール紅茶の店。




人通りの多い街路を散策。ストーバ(塔)が三基並ぶ。



この彫刻も永遠の時間を懸けて出来上がったもの。凄い。



「クマリ」と呼ばれる少女は、シャカ族から選ばれて、世間から隔離されて育つ神の子です。
 全く清められた子は、神聖で、年に一度だけ数秒間窓から顔が拝まれる日があって、その時を人々は待ち望む。
タブーの世界で育つ。
 初潮があると、次の子に交代する。
人々は顔を見たいと、押しかけるが、全部空しく幻に手を合わすだけという。
絵葉書で見るだけである。



ネパール釈迦の街(Digest06)

2014-09-19 | 海外旅行
ポカラから、カトマンズに帰るのは飛行機で1時間もかからなかった。
カトマンズの街で、シャカ地区を訪ねる。街並みは、仏具とか仏像などの店が軒を連ねる。
シャカ族の末裔が住んでいる。




街中の水場は大変賑やか。ヒマラヤ山脈からの伏流水は豊かである。




この隙間なく埋められた木彫りの緻密さは信仰のものである、シャカ族の職能集団としてカーストの一つを作る。




ストーバの柱や軒柱の彫刻も凄い。千手観音の原点である。




何処でも隙間があれば彫る。



この囲いの中の塔は、シャカの母マヤ夫人のようです。街中にあって、現在修理補強中のようです。




塔の下部を拡大します。



鉄格子で守られている。ブッダ殿下の母=摩耶夫人。



ネパール・神々の山Digest05

2014-09-18 | 海外旅行
まだお正月の早朝、足元もよく見えない暗闇を登る。ご来光を拝むために…。
街灯などない山道を登る。

そして輝く日の出と対面する。




展望台には、山の神の仏を祀るお堂が出来ている。
ここから展望できる霊峰の標高などが示されている。




尖った山頂を持つマチャプチャレは標高は低いが、奥の屋根のようなマナスルは8000m級である。



次の日飛行機で西へ飛んだ。
ダウラギリも8000mを超す山であるが、右方の尖った山は、6000m級の山マチャプチャレである。
その右が屋根のような形の山、これも8000m級のマナスルである。



正面のマチャプチャレに太陽が射し始めた。下界の山は真っ暗である。




アンナプルナと思うが、頂上付近が明るくなった。





ダウラギリ行きの飛行機は、客が居ないので、着陸せずに引き返した。





雄大なダウラギリ山。




すぐ下方に小型の飛行機が飛ぶ。





上空から見るとよく判るが、村々は頂上の稜線に沿って集落がある。谷の部分は、環境がかなり悪いのだと言う。




マナスルは鮮やかなツートンカラーで厳しさが迫ってくる。何人が雪の中で、犠牲になったことか。



ネパールDigest04

2014-09-17 | 海外旅行
2002年当時、首都カトマンズから、西へ数百㎞ポカラの街まで、まだ道路が悪い頃だった。
その分、ありのままのネパールの地方都市を見ることが出来た。

道路もよくない道の見晴らしのきく場所で小休止をした。
その時に、初めてヒマラヤの神々の山の姿が遠望できた。

かなりの望遠をかけている。




数年後には道路が完成するが、この道は車で渋滞する。




ポカラの街で見かけた神の遣いの牛は、野良犬ならぬ野良牛である。




学校である。母親だろうか子供の様子を伺い、覗き込んで門前に佇んでいます。




絨毯などを作る横で糸をつむいでいる女性たち。歌を口ずさんで、リズムをとっているように見えた。



10人ほどの女性が機を織っている。



ネパールDigest03

2014-09-16 | 海外旅行
海外旅行の、Digestのアップの中には以前と重なるところが多々あります。
写真で気に入った画面では特にそうなります。blog内検索「ネパール」などで呼び出します。

チトワン国立公園の中には、ワニ牧場があります。世界中から委託されて飼っているそうです。
上から4番目の名札には伊豆熱川のワニ園の名も見えます。




村とジャングルを隔てる川はガンジス川の上流です。




ワニ園のガビアル。ワニの卵は、温度によって雌雄が決まると言う。




怖ろしいワニ、人も襲う。沼ワニか。




一面の蕎麦畑。赤い花と白い花が咲く種類がある。遠くに集落がある。




農家の中庭。




若いお母さん。



ネパールDigest02

2014-09-15 | 海外旅行
カトマンズ空港を出てから、ネパール王国と親交のある日本の皇室の関係で、
街中に建っている仏教博物館を訪ねる。我が国の出資金だと言う。



標札には、秋篠宮の名がある。その横の入口の上には、神様の最高神のガルーダであろうか。
 



左:シバ神であろうか、なかなか官能的な姿をしている。
右:これは若き日のシャカの像である。
 



シャカと、マヤ夫人であろうか。多くの神々に支えられている。




隣りに、ネパール王国の歴代の王様の記念品とか偉功の品が展示されている歴史博物館がある。




何代目かの王様の、凛々しい像が建っている。




街中を歩く牛は神の遣いとして、崇められる。

※ これらの写真は、2001年当時のものであり、数年後に王政が倒されたので、現在はどうなっているのか…。

山陰道(9号線)の道の駅

2014-09-14 | 旅の風物
 「国道」9号線も、少しずつ自動車専用道に改善されてきている。
鳥取市内のバイパスを抜けてから、白兎神社を過ぎて、「青谷」の村から専用道路が三朝の近くまで出来上がっている。

三朝に近い「道の駅」では土地の産物が並ぶ。ちょっと覗きます。
秋の味覚の「きのこ」2種、初めて見た代物。美味しいのだと思う。
「ねずみ茸」



よく似ているが、種類が異なる。「むらさきほうき茸」岡山産。




海岸線を中心に、砂地の畑から「やまのいも」が名物。夕方で、品薄です。





これはまた種類が違う「やまのいも」で、品種名が「ねばりっこ」
一度食べたらやめられないと書いてある。




これはかなり大きい「ねばりっこ」




二十世紀梨が盛りである。いろいろな種類がある。




梨のたたき売りかな。どれでも美味そうです。





砂地だからこそ真っ直ぐに伸びる「浜ごぼう」。




コイモはサトイモの子。



鳥取東郷温泉(湯梨浜町)

2014-09-12 | 旅の風物
九月八日が十五夜に当たると言う。暦の上では日が足りませんね。気象庁に言わせるとよくあることらしい。
東郷湖畔の夜の散歩で見た月です。
「月々に、月見る月はおおけれど、月見る月はこの月の月」早口言葉だったでしょうか。

左:正解。右:月に叢雲・花に風とか。
 



手持ちで撮った弊害で、はっきりしないのですが、中央下部のクレータから、放射状に出る縞模様は出ているようです。




芝生公園にあるゆで卵用の源泉口、八分間で出来る温泉卵。湧き出す泡が見える。




足湯用の池には「こい乃湯」とある。




町の芝生公園に温泉が湧く。




ここの里の山に「羽衣石(うえし)」城があった。戦国時代に毛利に攻められ全滅したという。




宿をとった東郷温泉水明荘のロビーにあった扁額、この地に伝わる羽衣伝説。




鳥取・東郷湖

2014-09-11 | 旅の風物
 山陰地方の三朝温泉にほど近く、有史以前に砂州で閉じ込められた湖が出来ている。
人呼んで「東郷湖」湖畔には、東郷温泉が湧き、沖合には羽合温泉が生まれている。
 
小エビの生産が有名で、収穫する為の四ツ手網漁で知られていた。

夕焼けに浮かび上がる静かな湖畔の風景。




カルガモが、滑るように泳ぐ。





湖岸の向こうには、湖の中央で湧き出す温泉を活用した「ハワイ」温泉が見える。
土地の名が羽合町である。




九州の有明海でも見たが、この形の網だった。かつては25基も並んでいたと言う。




ホテルの心遣いか、楽しいアーチが出来ている。




♪一人さびしい湖に、ひとり来たのはさみしい心、むねの痛みに耐えかねて♪=高峰三枝子歌う「湖畔の宿」

これを歌える人はかなり減っている筈。かなり昔ですね。ついついそれはこんな風景かと…



ネパールのDigest01

2014-09-09 | 海外旅行
昔々の年末のツアーで仏教国「ネパール」があった。
国の東半分がメインの旅だった。まだ世界は平和な時代であったかも。

首都カトマンズ北側に連なるヒマラヤ山脈が近い。8000m級の山が連なる。

国境沿いに馴染みの山の名が並んでいます。
エベレストを始め、東から、カンチェンジュンガ・エベレスト・マナスル・アンナプルナ・ダウラギリetc。

カトマンズとポカラに宿泊するツアーである。
ガンジス川の源流域ロイヤルチトワンのロッジはジャングルの中だった。



カトマンズ近くに仏塔のある丘がある。登山道にはマニ摩尼車が続く。手で回転させなが、山頂に向かう。




山頂の仏塔は釈迦の目玉というのが付いている。どこまでも慈愛の目射しが行き届いていると言う。




ストウバと言う名の塔が街中に多数ある。三重塔である。




ゾウに乗って、ジャングルサファリ。




博物館にあった釈迦誕生の寺の跡の写真。ルンビニと言う東の村の中に聖地があると言う。