富里にあるのに「Tokionese」!2009年10月17日に、南青山から移転・オープンしたお店だそうです。とっても気になり、行きたい気持ちを抑えられず、休日ランチの予約をいれました。
R409沿いの乗馬クラブ併設で、建物に大きな看板があるので場所はすぐにわかりました。
案内されたのは、大きな窓からお馬さんが見える明るい丸テーブル。笑顔の素敵なマダムがさっと温かいおしぼりをもってきてくれました。
各テーブルには、スパイス入りのオイルと自家製フォカッチャのお皿がセッティング済み。カトラリーはかなり使い込まれてます。シェフと一緒に東京から来たのでしょうか。
パスタコースのパスタはオイルベース(福島斎藤農園のきのこのスパゲッティ)とトマトソース(メカジキと青菜)のいずれかを選べますが、Aコースはおまかせで、プリフィクスではありません。パスタを両方いただきたかったので、つれと2人でパスタコース1,000円とおまかせAコース2,700円を1つずつ注文しようと思ったら、「Aコースは2名様から承っているのですが…シェフに確認してまいりますので少々お待ちください」とのこと。
ありゃ、だったらパスタコースにドルチェ350円つけようかと話していたら、「あちらのお客様がAコースなので、一緒におだしできます」。あーよかった。じゃ1つずつお願いします。
パスタコースの富里元気野菜のミネストローネはお替り自由のセルフサービスですが、なんの説明もなかったのでちょこんと座って手持ち無沙汰にしていたら、助手(?)のお兄ちゃんがよそって持ってきてくれました。後客の方々へはきちんと説明されていたので、二人で別のコースを注文するという事態に慣れていらっしゃらなかったせいでしょうね。
そのミネストローネ、いろーんな根菜類がたっぷりでやさしい味わい。冷たい小さなサラダなんかよりずっといいですね。あったまります。お替りまでしちゃいました。これで1,000円というのはうれしいです。
ジャガイモのはいった自家製フォカッチャは「デュカ」というシーズニングスパイス入りのオリーヴオイルにつけていただきます。ヘーゼルナッツ、クミン、コリアンダー、胡麻がごろごろ。フォカッチャにのっけるとかすかにカレーの風味。フォカッチャがあったかいともっと美味しく感じるかも。
メカジキと青菜のトマトソース スパゲッティは、ぴりっと辛いトマトソースがたっぷり。美味しいけれど、なんとなく自分でも頑張ってつくれそうな気がしないでもないな…。
キッチンではシェフが奮闘されていますが、つれのAコースはゆっくりと進行します。アミューズのパイにのった生ハムはすぐにきましたが、次からの間隔は15分から20分ほど。
前菜の帆立の温製サラダには、トマトと柿とたっぷりの水菜。ドレッシングが美味しゅうございます。
プリモは、福島斎藤農園のきのこのスパゲッティ。農園の冠がついているだけあって、スーパーで売ってるありきたりなきのこは入ってませんよ。名前を知らないきのこがたっぷりでこれはうまい!
セコンドのサーモンのブロッコリーソース 蕪のクリーム煮添えは大きめの鮭と緑のソースの色あいがきれいです。
ドルチェは、パンプディング。
濃い目のコーヒーにはクリームではなくミルクがそえられ、紅茶党のあたくしでも美味しくいただけました。
馬さんが近くにいるので大変なのでしょうが、対策を施していただきたい点も…。移転して間もないので、いろいろと試行錯誤がおありとは存じますが、シェフの故郷である千葉にしっかりと根をおろしてください。ごちそうさまでした。
グラスの底に富士山が!
★★★☆
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店名■
クッチーナ・トキオネーゼ・コジマ (Cucina Tokionese Cozima)
住所■千葉県富里市中沢1154-1
電話■0476-90-0777
営業時間■[月~土]11:30~14:00(LO) 17:30~20:30(LO)