ホームページを通してお知り合いになった聾学校の先生に、面白い記事を紹介してもらった。
それは、読売新聞の『論点』で聾教育についてかかれたもの。
まず12月7日に、ある聾学校の校長先生による、口話法の必要性を説く寄稿文が載った。
この校長先生の論は、手話の導入は残存聴力の発達や読話(読唇)の獲得への障害になると説き、また手話は語彙も少なく文章の関係付けが曖昧なため、手話に頼ることは日本語の読み書きに支障をきたすと説いている。
そして、口話法の成功例として、東大法学部を出て弁護士になった方を挙げている。
これに対して、その東大法学部を出て弁護士になったという当の本人からの反論。
自分は口話法の成功例どころか失敗例だと、口話法の無理を説き手話の必要性有用性を説いて、真っ向からこの校長先生の論点を覆している。
この弁護士さんの論は、当事者の意見なだけにすごく説得力がある。
私はこれまで色々な本を読んできたけれど、これほど短い文章の中に、説得力のある意見が詰まっているものに出会ったことがない。
すごく短いので、ぜひ一読していただきたい。
校長先生の論説はこちら↓
http://www3.nsknet.or.jp/~mita-te/net/morikawa.htm
ろうの弁護士さんの論説はこちら↓
http://osaka.yomiuri.co.jp/possibility/news/ps61220a.htm
それは、読売新聞の『論点』で聾教育についてかかれたもの。
まず12月7日に、ある聾学校の校長先生による、口話法の必要性を説く寄稿文が載った。
この校長先生の論は、手話の導入は残存聴力の発達や読話(読唇)の獲得への障害になると説き、また手話は語彙も少なく文章の関係付けが曖昧なため、手話に頼ることは日本語の読み書きに支障をきたすと説いている。
そして、口話法の成功例として、東大法学部を出て弁護士になった方を挙げている。
これに対して、その東大法学部を出て弁護士になったという当の本人からの反論。
自分は口話法の成功例どころか失敗例だと、口話法の無理を説き手話の必要性有用性を説いて、真っ向からこの校長先生の論点を覆している。
この弁護士さんの論は、当事者の意見なだけにすごく説得力がある。
私はこれまで色々な本を読んできたけれど、これほど短い文章の中に、説得力のある意見が詰まっているものに出会ったことがない。
すごく短いので、ぜひ一読していただきたい。
校長先生の論説はこちら↓
http://www3.nsknet.or.jp/~mita-te/net/morikawa.htm
ろうの弁護士さんの論説はこちら↓
http://osaka.yomiuri.co.jp/possibility/news/ps61220a.htm