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今回帰国のメインの目的だったマー君の体験入学について書きましょう。
アメリカのお母さん友達に散々脅されてきました。
「うまくいけば、日本の子供たちにも先生にも歓迎されて、本人もいい思い出をたくさん作って帰ってくるけど、迷惑がられて本人もトラウマになるほど嫌な思いをして帰ってくることも。
両極端だよぉ~。
さぁ、マー君は吉と出るか凶と出るか。。。」
どうなるんだろう。。。
初日、区役所に手続きに行って、それから学校に向かったために、着いたのは3時間目の途中。
しかもその日の3時間目は授業参観日。
なんでこんなにタイミングが悪いのかしら。
迷惑をかけないようにと一生懸命だったのに、これじゃぁ出だしから迷惑かけまくりじゃないか。
結局、4時間目から授業に出ることに。
はじめの自己紹介を教室の後ろから見せてもらった。
みんな外人っぽい顔のマー君に興味を示すかとおもいきや、みんなの興味は一気に補聴器に。
「ねぇ、耳になにつけてるのぉ?なんでぇ?」っと質問攻め。
少しかわいそうに見えた。
たい君もいるし、さっさと教室を去ることにした。
それから数時間後、学校に迎えに出向く。まだ帰り道がわからないからね。
っで、マー君の初日の反応は。。。
「もう行きたくない!」
ガガーーーン。
こまった、こまった、このまま行ってくれなかったら、この計画が全部台無しだわ。
色々と説得を重ねるものの、マー君は「もう行かない。」の一点張り。
もうだめかとあきらめていたところ・・・
ありがたいことに次の日は土砂降りの雨。
なぜありがたいかというと、妹に頼んで買ってもらっていた新しい傘とレインコートを使いたくて、喜んで登校。
単純です。
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待ちきれなくて、朝早くから外に出るマー君とたい君。
この日は一緒に行って先生に事情を話すと、マー君のお世話係として男の子を一人つけてくれた。
この子がまたいいこで、いいこで。
びっくりするほど礼儀正しくて、はきはきと話をして・・・
きっとクラスの中でもしっかり者の優等生をつけてくれたんだわ。
そしてこれまたこの先生が、いい先生で・・・。
たった2週間しかいない子供のために、何をやったって何の評価にもならないだろうに、
ただ余計な仕事が増えるだけだろうに、嫌な顔をするどころか、それはそれはマー君のためにいろいろやってくれて感謝感激。
結局マー君は、行きたくないとぼやいたのは初日だけで、その後は元気に登校。
最後には、「楽しかった、また来るからね。」っと言うほどに。
最終日、わざわざマー君のためにお別れ会までやってくれて、しかも、短い間に文集まで作ってくれた先生。
一人ひとりマー君と一緒に写った写真と、子供たち直筆のマー君へのお手紙。
感動です。
そして、さようならを言いながら、涙を流してくれた先生。
あ~、こんな言い先生に出会えてマー君は本当にラッキーでした。
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これが学校。典型的な日本の小学校ね。
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学校ではプールの授業も。
こんな写真載せて大丈夫かしら?まぁ、生徒の顔は見えないからいいでしょう。。。はは
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アメリカにはない給食風景。先生が撮ってくれました。
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アメリカにないものといえば、やっぱり昇降口。
建物の中に入るのに靴を脱ぐのは日本ならでわ。
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毎日ランドセルを背負って、たい君と一緒に歩いて登校しました。
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お友達と一緒に下校。
子供だけで歩く姿を見て、つくづく日本は安全だなぁっと思いました。
いい思い出ができてよかったね。
貴重な体験をさせていただいて、本当にありがとうございます。