いよいよ中学も卒業。
この学校は本当にいい学校だった。
お金はかかったけど、親として最高のプレゼントだったんじゃないかな。
お金持ちのご子息ご令嬢ばかりなんだけど、みんな本当に良い子たちで、
見ていてとても微笑ましかった。
長男は卒業したくないと、ずいぶん嘆いていたけど、
長男だけでなく、親の私も卒業してしまうのが寂しくて仕方ない。
仲の良い10人くらいのグループがあって、
みんなマーカスの目のことを知っている。
暗いところでずいぶんと助けてもらったようだ。
最後の日、レストランを貸し切ってパーティーをした日も、
夜9時まで遊んで、真っ暗な中どうしたのかと心配したけど、
夫が迎えに行ったとき
「ヘイ、マーカス、お父さんが迎えに来てるぞ!」
っと長男の手をとって夫の方に歩いてきたらしい。
「目の前に椅子があるぞ、気を付けろ」
などと、周りにいた子たちも声をかけていたそうだ。
そんな友達の中にいたから、長男は学校がすごく楽しかった。
ぶつかったり転んだりしても、
「またやっちゃった」って
笑っていられたんだと思う。
卒業式の日、狭い校舎にたくさんの人が来ていた。
長男は人込みをきらう。
どうしてもぶつかってしまう。
卒業生が退場するとき、
長男は自然と手を友達の肩にのせた。
人と一緒だと安心して歩けるから、自然に身についたものだと思う。
のせられた友達も、嫌な顔一つせず、普通に自然に一緒に退場してきた。
なんか、感動した。
友達のすばらしさ、大切さ。
そして気が付いた。
親ができることなんて、ほとんど何もないんだ。
今後ますます親と一緒にいる時間は少なくなる。
長男は、時間のほとんどを友達と過ごす。
良い友達に恵まれること。それが一番必要なのかもしれない。
たぶん将来は、彼女や奥さんが長男の助けになるんだろう。
親ができることなんてなにもない。
この学校は本当にいい学校だった。
お金はかかったけど、親として最高のプレゼントだったんじゃないかな。
お金持ちのご子息ご令嬢ばかりなんだけど、みんな本当に良い子たちで、
見ていてとても微笑ましかった。
長男は卒業したくないと、ずいぶん嘆いていたけど、
長男だけでなく、親の私も卒業してしまうのが寂しくて仕方ない。
仲の良い10人くらいのグループがあって、
みんなマーカスの目のことを知っている。
暗いところでずいぶんと助けてもらったようだ。
最後の日、レストランを貸し切ってパーティーをした日も、
夜9時まで遊んで、真っ暗な中どうしたのかと心配したけど、
夫が迎えに行ったとき
「ヘイ、マーカス、お父さんが迎えに来てるぞ!」
っと長男の手をとって夫の方に歩いてきたらしい。
「目の前に椅子があるぞ、気を付けろ」
などと、周りにいた子たちも声をかけていたそうだ。
そんな友達の中にいたから、長男は学校がすごく楽しかった。
ぶつかったり転んだりしても、
「またやっちゃった」って
笑っていられたんだと思う。
卒業式の日、狭い校舎にたくさんの人が来ていた。
長男は人込みをきらう。
どうしてもぶつかってしまう。
卒業生が退場するとき、
長男は自然と手を友達の肩にのせた。
人と一緒だと安心して歩けるから、自然に身についたものだと思う。
のせられた友達も、嫌な顔一つせず、普通に自然に一緒に退場してきた。
なんか、感動した。
友達のすばらしさ、大切さ。
そして気が付いた。
親ができることなんて、ほとんど何もないんだ。
今後ますます親と一緒にいる時間は少なくなる。
長男は、時間のほとんどを友達と過ごす。
良い友達に恵まれること。それが一番必要なのかもしれない。
たぶん将来は、彼女や奥さんが長男の助けになるんだろう。
親ができることなんてなにもない。