私の考えは固まっている。
長男には早い段階から白杖を使わせる。
自分の意志だけではなかなか勇気が出ない。
だからまだ子供のうちに、持たせる。
親の私が背中を押してやる。
勇気が要るのは一回目だけ。
考えは固まっているものの、なかなか言い出せない自分もいる。
やっぱり目が見えない人の象徴的杖だし、
ショックを受けるんじゃないか、
いやだとおもうんじゃないか。
心配でなかなか言い出せない。
本人に言う前に夫に言ってみた。
同じような病気を持つ人は、なかなか白杖を持つ勇気がなくて苦しむこと。
その原因のほとんどは「昔を知っている人たちの目」が気になるからだということ。
だから、長男には早くから使わせたいこと。
私なりに一生懸命説明した。
でも夫はきっと考えたことがなかったんだろう。
「白杖」という言葉に、明らかにショックをうけていた。
あきらかに抵抗があるご様子。
「あの子はまだ見える。まだ必要ない。」
そうとでも言いたげなご様子。
これだけ、転んで、つまずいて、ぶつかって、けがが絶えないのに必要ないってどうしていえるの?
痛い思いをしているのはあなたじゃない、長男なんだから。
足元が見えないゴーグルつけて散歩してこい。
どれだけ歩くのが怖いか。
夫が考えていることはわかる。
もしマー君が白杖を使ったら、彼の家族はどう思うか。
それが心配で仕方ない。
隠したくて仕方ない。
現に、彼の家族には目が悪いことがばれるまで言わなかった。
どうしても秘密にしておきたかった。
ばれてからも、
「大したことない、全然大丈夫」
っと言い続けているようだ。
情けない。
心配かけたくないと言えばかっこいいけど、
そんなんじゃない気がする。
なんで?
体裁?
見栄?
目の悪い息子を一番受け入れることができないでいるのは父親の彼自身だということにどうして気づかないんだろう。
もうしらない、夫のことは無視して私だけでどうにかしよう。
数日後機会を見計らって長男に話をしてみた。
「白い杖知ってる?」
「うん、目が悪い人が使う杖でしょ。」
「あれねぇ、マー君が使ってもいいんだよ。あんたはPartially Blindだから。」
反応が心配だった。
すごく嫌な顔をされたらどうしよう。
困った顔をされたらどうしよう。
又は悲しい顔をされたらどうしよう。
ショックを受けるかな?
拒否されるかな?
「え?ほんと?使っていいの?」
よろこんでる?
うそ?
こいつ明らかに喜んでる。
うっそ~~~。
「たい君がさぁ~、どんどん先に行って、僕のこと遅い遅いっていうんだけど、転びそうで追いつけないんだよねぇ。」
あ、そっか。
マー君速く歩くのが怖かったんだ。
よかった、これならいける。
それから私はいろいろな話をした。
白杖は周りに自分の目が悪いことを伝える役目もあること。
歩行者としては絶対的な優先権を与えられていること。
逆に、もし目が悪いことを隠して(白杖を持たずに)歩行して、小さい子供とぶつかってけがをさせたり、信号や道路標識に気付かず無視して事故に合ったりしたら、責任を問われること。
冗談まで出てきた。
「白杖は水戸黄門の印籠みたいなもんさ」
「この白杖が目に入らぬか~」笑笑笑
良かった。
とりあえず、第一関門突破。
長男には早い段階から白杖を使わせる。
自分の意志だけではなかなか勇気が出ない。
だからまだ子供のうちに、持たせる。
親の私が背中を押してやる。
勇気が要るのは一回目だけ。
考えは固まっているものの、なかなか言い出せない自分もいる。
やっぱり目が見えない人の象徴的杖だし、
ショックを受けるんじゃないか、
いやだとおもうんじゃないか。
心配でなかなか言い出せない。
本人に言う前に夫に言ってみた。
同じような病気を持つ人は、なかなか白杖を持つ勇気がなくて苦しむこと。
その原因のほとんどは「昔を知っている人たちの目」が気になるからだということ。
だから、長男には早くから使わせたいこと。
私なりに一生懸命説明した。
でも夫はきっと考えたことがなかったんだろう。
「白杖」という言葉に、明らかにショックをうけていた。
あきらかに抵抗があるご様子。
「あの子はまだ見える。まだ必要ない。」
そうとでも言いたげなご様子。
これだけ、転んで、つまずいて、ぶつかって、けがが絶えないのに必要ないってどうしていえるの?
痛い思いをしているのはあなたじゃない、長男なんだから。
足元が見えないゴーグルつけて散歩してこい。
どれだけ歩くのが怖いか。
夫が考えていることはわかる。
もしマー君が白杖を使ったら、彼の家族はどう思うか。
それが心配で仕方ない。
隠したくて仕方ない。
現に、彼の家族には目が悪いことがばれるまで言わなかった。
どうしても秘密にしておきたかった。
ばれてからも、
「大したことない、全然大丈夫」
っと言い続けているようだ。
情けない。
心配かけたくないと言えばかっこいいけど、
そんなんじゃない気がする。
なんで?
体裁?
見栄?
目の悪い息子を一番受け入れることができないでいるのは父親の彼自身だということにどうして気づかないんだろう。
もうしらない、夫のことは無視して私だけでどうにかしよう。
数日後機会を見計らって長男に話をしてみた。
「白い杖知ってる?」
「うん、目が悪い人が使う杖でしょ。」
「あれねぇ、マー君が使ってもいいんだよ。あんたはPartially Blindだから。」
反応が心配だった。
すごく嫌な顔をされたらどうしよう。
困った顔をされたらどうしよう。
又は悲しい顔をされたらどうしよう。
ショックを受けるかな?
拒否されるかな?
「え?ほんと?使っていいの?」
よろこんでる?
うそ?
こいつ明らかに喜んでる。
うっそ~~~。
「たい君がさぁ~、どんどん先に行って、僕のこと遅い遅いっていうんだけど、転びそうで追いつけないんだよねぇ。」
あ、そっか。
マー君速く歩くのが怖かったんだ。
よかった、これならいける。
それから私はいろいろな話をした。
白杖は周りに自分の目が悪いことを伝える役目もあること。
歩行者としては絶対的な優先権を与えられていること。
逆に、もし目が悪いことを隠して(白杖を持たずに)歩行して、小さい子供とぶつかってけがをさせたり、信号や道路標識に気付かず無視して事故に合ったりしたら、責任を問われること。
冗談まで出てきた。
「白杖は水戸黄門の印籠みたいなもんさ」
「この白杖が目に入らぬか~」笑笑笑
良かった。
とりあえず、第一関門突破。
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