アメリカの健康保険制度はとても複雑で、分かりにくく高額だということを知っている人は多いでしょう。
医療費がバカ高いのも有名。
実は夫が転職をして1ヶ月の間、我が家は保険がない状態になる。
夫が7月の終わりに前の会社を辞めたから、前の会社を通して入っていた保険は7月一杯で切れる。
転職をしてから、新しい会社を通して健康保険に加入するものの、入社してその日から有効と言うわけではなく、手続きに少し手間がかかって、有効になるのは1ヵ月後の9月1日から。
じゃぁ、その1ヶ月間のブランクどうする?
一応COBRAという制度があって、自分で保険料を払えば前の会社の保険に引き続き加入することができる。
しかしその保険料は一ヶ月なんと$1500ドル。
1年じゃないの、1ヶ月なの。
COBRAは後で加入しても遡って有効になるというから、少し様子を見ることにした。
1ヶ月くらいは大丈夫、っと思っていたのだが。。。
先日床で寝ているマー君を、ベッドに入れようと持ち上げた瞬間、おなかに激痛を覚えてそのままマー君を落としてしまった。(それでも起きなかったマー君)
そしてその夜は、ず~~っとお腹に鈍い痛みが続いた。
そして3日後、たいした量ではないものの、鮮やかな真っ赤な出血。
やぱいかも。
次の日も軽い出欠が続く。
そしてお腹の痛みも増してくる。
どうしよう。
今は病院にはいけない。。。
インターネットを開いてみたら、どこを読んでも、「出血にお腹の痛みが伴う場合は、早産の兆候。たとえ出血が少量でもすぐに病院へ。早ければ切迫早産は防げる。」
「少量の出血なら良くあることで大丈夫よ」なんてどこにも書いてない。
いよいよ不安になってきた。
どうしよう。
今病院に行かなくて、早産になって赤ちゃんが死んでしまうより、お金が少々かかっても診てもらったほうがいいよなぁ。
そう思い、夫に電話してみた。
症状を告げると、夫はびっくりして「すぐに病院に電話してみるから待ってて。」
そして数分後夫から電話があった。
「○○総合病院にすぐ行くように言われた! 迎えに行くから準備をして待ってて!」
とのこと。
「ちょっと待ってよ総合病院って、いつもかかっている産婦人科医じゃダメなの?そんな大げさなことじゃないよ、出血はごく少量ですって言った?」
「うん言った。そんなことどうでもいいからとりあえず病院に行こう。」
これまた大げさなことになっちまった。
でも、本当にそんなに深刻なことなのかしら?っと余計に不安になってきた。
うえ~ん、涙でそう。
それから病院に行って、待つことなく即出産科に通された。
看護婦が来ていろいろと質問する。
聞かれるままにすべての症状を答える。
「あ~、じゃぁ問題ないわね。何にもないと思うわよ。そんなことごく自然に良くあることだから。いたみも陣痛と同じ収縮の痛みとか、出血もぽたぽた滴り落ちるほどの出血とか、床をのた打ち回るほどの痛みとかそんなんじゃないんでしょ、あなたすぐ帰れるわ」よ。」
その言葉を聞いて少しほっとしたものの、次に襲ってくるのはお金の心配。
心配ないならすぐに帰ります、帰してくださいっといいたいところだったけど。。。
「でも念のため先生に診察してもらいましょうね、超音波検査もして子宮や胎児に異常がないかも調べた方がいいでしょう。」
そういってその看護婦は出て行った。
待たされること30分。
超音波検診を受け、医者の診察も受けた。
結果は問題なしとのこと。
約1時間後何事もなく帰途についた。
今度は、最初夫が電話をした時に、総合病院に行けと言った看護婦に腹が立ってくる。
さっきの看護婦は私の話を聞いて即、「問題ないわね」っといった。
だったらなんで電話に対応したその看護婦はわざわざ総合病院まで行けと言ったんだ!
深刻なことかどうか、分からないから電話をしたというのに、ただ責任回避をするだけの適当な受け答えをして、腹が立つ!
総合病院に行ったからには、多額の請求書が来るのは目に見えてる。
注射もしてません、薬ももらってません、医者が私を診ていた時間はほんの10分ほど、看護婦が私の対応をしていたのはほんの15分ほど。
使った医療器具は、超音波を受けるためにお腹にジェルをつけたことと、内診のために手袋をはめたくらい。
メインは病院のベットを1時間占領したことと、超音波検査の機械を5分使ったこと、それにいくら請求してくるか。
病院に入ってから出るまでたった1時間、さてこの1時間の請求額は?
$1,400ドル
また日本円に換算しましょうか?
¥163,000円
じゅうろくまんさんぜん円
もう泣きそう。
何に腹を立てていいのかわかんない。
転職をした夫?すぐに加入させてくれない会社?保険会社? 保険制度が整ってないアメリカ? 適当な電話の対応をした看護婦? 不当にばか高い医療費? 必要以上に深刻に書いてあるインターネットの情報? お腹が痛くなったことそのもの? 床に寝たマー君? その時夫がいなかったこと?
すべてに腹が立つ。
でもお金は返ってこない。
うぇ~ん、なんでこんな貧乏人からそんなお金を取るんだよう。
医療費がバカ高いのも有名。
実は夫が転職をして1ヶ月の間、我が家は保険がない状態になる。
夫が7月の終わりに前の会社を辞めたから、前の会社を通して入っていた保険は7月一杯で切れる。
転職をしてから、新しい会社を通して健康保険に加入するものの、入社してその日から有効と言うわけではなく、手続きに少し手間がかかって、有効になるのは1ヵ月後の9月1日から。
じゃぁ、その1ヶ月間のブランクどうする?
一応COBRAという制度があって、自分で保険料を払えば前の会社の保険に引き続き加入することができる。
しかしその保険料は一ヶ月なんと$1500ドル。
1年じゃないの、1ヶ月なの。
COBRAは後で加入しても遡って有効になるというから、少し様子を見ることにした。
1ヶ月くらいは大丈夫、っと思っていたのだが。。。
先日床で寝ているマー君を、ベッドに入れようと持ち上げた瞬間、おなかに激痛を覚えてそのままマー君を落としてしまった。(それでも起きなかったマー君)
そしてその夜は、ず~~っとお腹に鈍い痛みが続いた。
そして3日後、たいした量ではないものの、鮮やかな真っ赤な出血。
やぱいかも。
次の日も軽い出欠が続く。
そしてお腹の痛みも増してくる。
どうしよう。
今は病院にはいけない。。。
インターネットを開いてみたら、どこを読んでも、「出血にお腹の痛みが伴う場合は、早産の兆候。たとえ出血が少量でもすぐに病院へ。早ければ切迫早産は防げる。」
「少量の出血なら良くあることで大丈夫よ」なんてどこにも書いてない。
いよいよ不安になってきた。
どうしよう。
今病院に行かなくて、早産になって赤ちゃんが死んでしまうより、お金が少々かかっても診てもらったほうがいいよなぁ。
そう思い、夫に電話してみた。
症状を告げると、夫はびっくりして「すぐに病院に電話してみるから待ってて。」
そして数分後夫から電話があった。
「○○総合病院にすぐ行くように言われた! 迎えに行くから準備をして待ってて!」
とのこと。
「ちょっと待ってよ総合病院って、いつもかかっている産婦人科医じゃダメなの?そんな大げさなことじゃないよ、出血はごく少量ですって言った?」
「うん言った。そんなことどうでもいいからとりあえず病院に行こう。」
これまた大げさなことになっちまった。
でも、本当にそんなに深刻なことなのかしら?っと余計に不安になってきた。
うえ~ん、涙でそう。
それから病院に行って、待つことなく即出産科に通された。
看護婦が来ていろいろと質問する。
聞かれるままにすべての症状を答える。
「あ~、じゃぁ問題ないわね。何にもないと思うわよ。そんなことごく自然に良くあることだから。いたみも陣痛と同じ収縮の痛みとか、出血もぽたぽた滴り落ちるほどの出血とか、床をのた打ち回るほどの痛みとかそんなんじゃないんでしょ、あなたすぐ帰れるわ」よ。」
その言葉を聞いて少しほっとしたものの、次に襲ってくるのはお金の心配。
心配ないならすぐに帰ります、帰してくださいっといいたいところだったけど。。。
「でも念のため先生に診察してもらいましょうね、超音波検査もして子宮や胎児に異常がないかも調べた方がいいでしょう。」
そういってその看護婦は出て行った。
待たされること30分。
超音波検診を受け、医者の診察も受けた。
結果は問題なしとのこと。
約1時間後何事もなく帰途についた。
今度は、最初夫が電話をした時に、総合病院に行けと言った看護婦に腹が立ってくる。
さっきの看護婦は私の話を聞いて即、「問題ないわね」っといった。
だったらなんで電話に対応したその看護婦はわざわざ総合病院まで行けと言ったんだ!
深刻なことかどうか、分からないから電話をしたというのに、ただ責任回避をするだけの適当な受け答えをして、腹が立つ!
総合病院に行ったからには、多額の請求書が来るのは目に見えてる。
注射もしてません、薬ももらってません、医者が私を診ていた時間はほんの10分ほど、看護婦が私の対応をしていたのはほんの15分ほど。
使った医療器具は、超音波を受けるためにお腹にジェルをつけたことと、内診のために手袋をはめたくらい。
メインは病院のベットを1時間占領したことと、超音波検査の機械を5分使ったこと、それにいくら請求してくるか。
病院に入ってから出るまでたった1時間、さてこの1時間の請求額は?
$1,400ドル
また日本円に換算しましょうか?
¥163,000円
じゅうろくまんさんぜん円
もう泣きそう。
何に腹を立てていいのかわかんない。
転職をした夫?すぐに加入させてくれない会社?保険会社? 保険制度が整ってないアメリカ? 適当な電話の対応をした看護婦? 不当にばか高い医療費? 必要以上に深刻に書いてあるインターネットの情報? お腹が痛くなったことそのもの? 床に寝たマー君? その時夫がいなかったこと?
すべてに腹が立つ。
でもお金は返ってこない。
うぇ~ん、なんでこんな貧乏人からそんなお金を取るんだよう。
確かに、医療費は高いですね。私も帰国前2ヶ月は保険を延長してその高い保険代を払いましたから。(しかも700ドル3人分!)
日本の医療費はそれに比べたらとても安いけれども、
今産科がつぎつぎと閉鎖され、設備の整った病院を求めて電車で1,2時間かけて検診に通う妊婦さんが増えている、という話を聞きます。
医療費が高いアメリカ、病院と医師の数が少ない日本、
どちらも貧乏人には悲しいところです。
そういえば、保険が切り替わるから
病院や担当の医師も変わってしまうのではないでしょうか。不便ですよね。
忙しくても、なるべく外食は避けて、一生懸命自炊をしてちびちびお金を貯めているのがばかばかしくなってくるよ。
1時間で$1400、はぁ~ため息。
HPやブログを以前から読ませていただいていました。東京在住の手話通訳者です。昨日『sicko』を見に行って、監督が日本を訪問しないはずだと、日本の3割負担の医療費の高さを嘆いていたのですが・・・、16万ですか・・・。思わず書きこみをさせていただきました。
『sicko』の中で聴覚障害の女の子のことがあったのですが、両耳人工内耳の手術をしたいのだけど、保険会社が方耳しか認めなかった・・・、というエピソードがありました(字幕で見てますので、不正確かも)。日本では両耳に人工内耳をしておいでの方を私は知らないので、ちょっと驚きました。