白杖のトライリンガル

難聴だけじゃない?網膜色素変性症を併せ持つアッシャー症候群の息子達の日常を母の目からつづります。

Petrified Forest National Park

2014-08-07 10:50:57 | 家族
さて、ずいぶんと遠くまで来ましたが、そろそろ帰路につかなければなりません。
もちろん帰りも観光しながら帰ります。

行きとは違う道を通ってもやっぱり風景はこんな感じ。


時々列車とすれ違います。
さすがアメリカは大陸の国。
貨物列車はいったいどこまで行くのでしょう。長い長い。



まだ続く


こんななんにもないところを時速140kmで走って帰ります。
地図を見ると、お?こんなところに国立公園が。
行ってみることにしよう。

え?何ここ。丸太がごろごろしているだけじゃん。



実はこの丸太、ただの丸太ではないのです。
これ実は宝石よ。
メノウ、ジャスパー、アメジストといった宝石は実は木の化石だったって知ってます?

今は砂漠のこの土地、大昔は森林だったんです。
それが化石化して宝石の原型が木の形のままごろごろと転がっているというわけ。
こんなにたくさん自然のまま残っているところは世界でも例を見ないとか。
まぁそうでしょう。こんな人里離れた砂漠のど真ん中、だれも持ち去る人はいません。
たとえ誰かが見つけたとしても、持ち帰れる量なんて大したことなかったのでしょう。

よく見ると確かに光ってます。








持ち帰ったら相当な罰金を科せられるので持ち帰ることはできません。
だからといって、特にセキュリティーもないんだけど。。。

この国立公園のすぐ隣にあるのがペインテッドデザート。直訳すると色を塗った砂漠?
岩がカラフルなんです。




ここまで人里離れると、国立公園といえども、まったく人気がありません。

アメリカは広い。







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