ついに開始！2018シーズンモデル，スキー試乗レポート第1回…SALOMON編その1

うーむ．
本日の志賀高原．
雨は降らなかったものの，気温は結構あがったみたいで．
…かなり春の雪になっちゃったようですね（涙）

おそらく，明日はそれほどひどい降りではないけど，
雨が時折ぱらつき．
…土曜はやはり，水を吸った重い雪でスタートになりそう…
という感じですか．

ということで．
今シーズンも，前回予告の通り，いろんなスキー板を
試乗してきましたので．
ついに今回から，レポート開始です～．

えー．
まず．
いつもの注意事項から…

この試乗レポートを書いているのは，
テククラも指導員資格も一切持っていない，
単なるお気楽レジャースキーヤーです（笑）．
私が「これ，いい！」とホメた板でも，他の人には
「なぜ，この板を誉める…」ってのもあるでしょうし．
その逆に，私が気に入らなかった板でも，他の人には
すごくいい板もあると思いますので．
あくまで，プライズも指導員ももっていない，
素人レジャースキーヤーの個人的感想ということで…

ちなみに，私は
・体格的には，中肉中背
・比較的滑走スピードは高い方だと思う…結構張りの強い
　板をたわませて滑るのが好き
・だもんで，グリップが強め，すっとたわむけど，
　比較的強い返りがある，ばね感の強い板が好み
・どちらかというと，小回りの板をメインで使っている
という感じなので，ご参考までに．

この板を試乗した日は，雪質もそこそこ良く，
4月にしてはかなりいい条件で試乗できています．

では，今シーズン第1回目の試乗レポート，どうぞ～！

○SALOMON X-MAX X12 170cm







エキスパートオールラウンド

SALOMONのエキスパート向けのX-MAXシリーズは，X8，X10，X12，X14とありますが．
今回履いたのは，上から2番目のモデルのX12です．
X8，X10は昨年から一部変更したようですが．
X12は基本的に，昨年度と変わっていないようです…

履いてみたところ．
いや．
軽い！！
で．
軽い板は，安定感がなかったり，グリップに粘り感が
感じられなかったりしますが．
この板は，異常に軽いのに，ガッツリグリップして．
そして，板がきれいにたわんで．
トップからテールまでのエッジに乗って，かなりの
ハイスピードターンができます．
その軽さからは想像もつかない高速耐性の高さ．
軽い板にありがちな，板が雪に叩かれてふらふらする…
ということはなく，雪面の荒れた感じを吸収するかのように，
ショックアブソーバーが雪面と板の間についているかの
ごとく，滑らかに雪面の上を滑っていけます．

板の荷重ポイントは，テール側．
かかと付近をしっかり押し込んでやれば，
R=15というよりかなり小さめの半径まで，しっ
かりエッジをグリップさせたカービングのまま，
しっかり小回りっぽいターン弧まで作っていけます．
張りは十分強いので，それほど仕掛けなければ，
R=15の170cmの板なりに，エッジに乗って気持ちよく
切れていくハイスピードロングターンも行けます．
たわみ量でターン弧を自由にコントロールできる，
かなりコントロール性の高い板．

異常に軽いのに，ガッツリエッジグリップ系で
きれいにたわんでいき，スピード耐性も強いので．
板の軽さを求めるけど，そこそこ攻撃的な滑りを
したい…
という人には向くかと…
軽いので，コブでも全然OKだと思います．